しあわせかぞく 第4話

しあわせかぞく 第4話

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学び
ぼくはともちゃん。

ぼくは幼少時はいい子ちゃんで育った。ぼくはとてもはずかしがりで人見知りが今でもきつい。

幼少のころはいい子ちゃんだったのだけれど、中学高学年から高校生の頃、いわゆる思春期は、元来の内弁慶の性格がムクムク出てきて、ママとしゃべらないことの多い日々だった。

いい子ちゃんで育った分、ママの側も、成長して思春期を迎えた長男にどう接したらいいのかわからなかったんだと思う。いい子ちゃんを扱うように接しられたら、まーふつう中学生男子は反発するんだろう。ぼくもふつうだった。

でも、ママは苦しかったと思う。心の病気にまでなってしまったんだ。ぼくはぼくで、自分が苦しいから、ママのことなんか思いやることもせず、自分の世界で好きなように楽しい日々を過ごし、ただ家の中ではぶすくれていた。

パパも悲鳴を上げた。「家の中が真っ暗じゃないかあ」。げんちゃんも思春期に差し掛かっていたしね。

ぼくが大学へ入るとき、パパは仕事の都合でママと一緒に引っ越して、ぼくは学生時代を大阪で下宿生活を送ることになる。そのとたん、ママが恋しくなり、ママへの電話は63歳の今でも続いているんだ。勝手なもんだねまったく。

でもママもパパもぼくとげんちゃんのことが大好きで、その反対も真実なんだ。
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