一行日記『ただ感謝』035

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コラム
『ただ感謝』

車中生活。

ある程度自分のコップが空になり、自宅に入ることができるようになりました。

久しぶりのオートロックのキーを回し、エレベーターへと向かう。

階へ着き、自宅前の扉に立つ。

深呼吸をして、扉を開ける。

目に飛び込んできた、正面に飾られた絵。

ひとめぼれをして手に入れた、大好きな優しい絵が迎えてくれる。

「ただいま」

目の痛みもない。

喉の痛みもない。

関節痛も起きない。

カーテンを開けて、空気の入れ換えをする。

家の中で眠れる喜び。

自分で調理できる喜び。

ガスも使えるようになりました。

冬から秋にかけての車中生活も、無事幕をおろします。

衣類や寝具は難しいですが、それでも食せるものが増え、洗濯機も使えるようになり、汲み置きせずに入浴もできるようになりました。

湯舟に浸かれず、なんとなくたまっていた芯からの疲れも、浴槽に身体を沈めることにより、軽くなっていく。

調理器具もこだわっています。ガラス鍋、ホーロー鍋、ステンレス鍋。

セラミックフライパン、ステンレスフライパン、ステンレス包丁。

小さな積み重ねが奇跡を起こす。

できなかったことが少しずつ実を結んで出来るようになる。

点だったものが線としてつながっていく。

ここまでの過程でお世話になった全ての方々、そしてすべてのものに、感謝です。

今日も皆様にとって素敵な1日でありますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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ひかる


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