音楽を教わる順序というのは正しい順番があるのかはわからないのですが、初めて教わったのは小学2年生のときのヤマハ音楽教室のエレクトーンです。アンサンブルという形式で複数の生徒が一緒に教わるものです。翌年にはピアノ教室の個人レッスンですから、それが私にとってのクラシック音楽の始まりです。基礎や簡単な曲から始まったレッスンですが、戦場のメリークリスマスなんかの映画音楽なども人気だった気がいたします。年に一回は教室のコンサートが開かれ、今思いますとそれが私のステージだったように思います。初めて先生に大事に選んでいただいた曲がドビュッシーの月の光が似合うという話だった気がいたしますが、生意気な頃にはわざとベートーベンの月光第3楽章なんかを選んでくださる先生でした。私が和声の先生のコネクションで日芸の作曲コースに合格できた後、大学の先生とのバッティングの懸念を感じた私は大学一年生のズタボロのショパンのバラード1番を最後に大学の授業のみにさせていただいた記憶がございます。学校は学校でラフマニノフのご専門の先生でおありだったようなので、大事な事が理解できていないというか、自分勝手な私は作曲もピアノもラフマニノフから学びとろうといたしたようです。作曲を真正直に歩ませていただくなら、時代はセンセーショナルがニューヨークの時代だったように思います。