【火渡り神事】体験させてもらいました

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コラム

◆火渡り神事とは

火の神様に罪や穢れを祓ってもらい、心身ともに清めて無病息災・家内安全を祈願するもので、厄除けのご利益もあるとされています。

歴史も古く平安時代には修行として各地で行われていたそう。
自然との関わりを大切にする、日本の文化を象徴するような神事ですね。


◆火渡り神事の体験

私が参加させていただいたのは2024年5月18日、
東京都練馬区にある中村御嶽神社の大祭でした。

特別な申し込みは必要なく、フラッと参加できました。
私もお参りに行った時に宮司さんに
「今日火渡りあるからよかったらおいで」
と誘っていただいたのがきっかけです。

私は神職や神事について学んだことがないので、
体験したことをそのまま書きますね。
言葉に間違いがあったらごめんなさい。

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一、釜鳴り神事
一、大祭御祭儀
一、鎮火式(火渡り神事)

私を含めた一般の参加者は20名ほど。

釜鳴り神事は「ぶうぅぅぅん...」と
まるでスピーカーから出ているかのような音が!
その音の中で宮司さんが祝詞を上げてくれます。

この釜鳴りの音は座っている場所によって聞こえる音が全然違うそうです。

大祭御祭儀も合わせて、何度も丁寧に参加者のお祓いをしていただいて、いよいよ…

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火渡り神事が始まります。

神主さんたちが渡る様子を眺めるだけかと思っていたら、
参加者の方も渡らせてくれるようで…ドキドキしながら準備を待ちます。

いつもは石畳から石畳までの3.2mでやるそうなのですが、
今回は特別に正式な距離、4mの道にしたそうです。

よく燃やした後、神主さん達が棒で叩いて歩きやすくしてくれます。

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燃え盛る火の道...ではなく、ある程度鎮火させて
さらに上からお清めの塩もたっぷり撒いて、
神主さんたちに続いて裸足で渡らせていただきました。

神聖な気持ちに加えて、初めての体験にワクワク!

渡ってみればたった4m、あっという間でした。

よく鎮火してくれたとはいえ、少し左の足を火傷しましたが
日常生活には問題なし!

宮司さんによると、都内でも火渡りをさせてくれる神社は10箇所もないそうです。

◆御嶽神社

とても気さくな宮司さんのいる中村御嶽神社は
毎月1日、18日に神事をしてくれます。
釜鳴り神事を体験してみたい方はぜひご参拝ください。

次の火渡りは11月18日あたりを予定しているそうです。

練馬区の保護林で御嶽神社の御神木の1つでもある大樹が寿命を迎えたので、幹を残して枝は落としてしまったそうです。
今回の火渡りで焼いていたのもその枝です。

3枚目の画像の背景に写っているように、まだ枝が残っているので11月も4mの火渡りの道ができるかもしれません。


こじんまりした小さな神社ですが、
街の中にあるのに、ここだけ切り離されたように神聖で神々しい場所です。

とてもエネルギーのあるパワースポットですので
練馬にお越しになった際はぜひ足を運んでみてくださいね。


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