せっかくの電子書籍、「何の本?」が伝わっていますか?

せっかくの電子書籍、「何の本?」が伝わっていますか?

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電子書籍を出版するとき、まず悩むものの一つが「タイトル」ではないでしょうか。
せっかく書いた本だから、読んだ人の心に残るタイトルにしたい。
ちょっとおしゃれなタイトルにしたい。
できれば、他の本とは違うタイトルにしたい。
いろいろ考えて、ようやく決まったタイトル。
でも、ここで一度考えてみてほしいことがあります。

そのタイトルを見ただけで、「どんな本なのか」が伝わるでしょうか?

「素敵なタイトル」と「伝わるタイトル」は違う

例えば、
「もう、頑張らなくていい。」
というタイトル。
なんとなく気になりますよね。
優しい言葉ですし、「私のことかも」と感じる人もいるかもしれません。

でも、このタイトルだけでは、
●仕事の本なのか
●人間関係の本なのか
●子育ての本なのか
●自分自身との向き合い方の本なのか
まではわかりません。

そこで役立つのが、サブタイトルです。
例えば、

もう、頑張らなくていい。
40代からの「無理をしない働き方」

となれば、ぐっと内容が想像しやすくなります。
タイトルの雰囲気を残したまま、
「これは何について書かれた本なのか」
という情報を追加できます。


読者は「タイトル」だけを見ているわけではありません

電子書籍の場合、読者が目にするのはタイトルだけではありません。
タイトル、サブタイトル、著者名、そして表紙全体。
それらをまとめて見て、
 「これは私が探していた本かな?」
と判断します。
だから表紙は、単純にタイトルを大きく配置すればいいというものでもありません。
タイトルで伝えること。
サブタイトルで補うこと。
デザインで感じてもらうこと。
それぞれの役割を考えると、表紙全体が整理しやすくなります。

「何の本かわからない」は、意外ともったいない

例えば、本の内容がとても良かったとしても、
表紙を見たときに、
「結局、これは何についての本なんだろう?」
と思われてしまったら、読者が本文までたどり着く前に離れてしまうかもしれません。

もちろん、タイトルを説明的にすればいいという話ではありません。
あえて余白を残したタイトルもあります。
大切なのは、
「タイトルで全部説明する」のではなく、タイトル+サブタイトル+表紙で、本の内容が想像できる状態にすること。
です。

一度、こんな質問をしてみてください

自分の電子書籍の表紙を見ながら、
「この本を初めて見る人は、何の本だと思うだろう?」
と考えてみます。
そして、
「読んでほしい人が見たら、自分のための本だと思ってくれるだろうか?」
も考えてみてください。

著者本人には内容がわかっているので、どうしても「伝わっているつもり」になりやすいものです。
だからこそ、一度著者ではなく、初めて見る読者の目線で見てみる。
それだけでも、気づくことがあるかもしれません。

今週の「もったいないチェック」

あなたの電子書籍の表紙を見て、

□ 何についての本なのか想像できる?
□ タイトルと本の内容は合っている?
□ サブタイトルは必要な情報を補えている?
□ 読んでほしい人が「自分のための本かも」と思える?
□ タイトル・サブタイトル・表紙の雰囲気がバラバラになっていない?

一つでも「ちょっと自信がないな」と思ったら、そこが見直しポイントです。

次回予告

次回は、「内容はいいのに、なぜか伝わらない。その理由は?」をテーマに、「著者目線」と「読者目線」の違いについて考えてみます。

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