先日、子どもと電車で移動していたときのことです。
「クーイズ、クイズ」
子どもが楽しそうに、自分からクイズを出してくれました。
私が答えると、正解かどうかを教えてくれて、違っていたら答えを教えてくれました。
そんなやりとりをしていると、向かいの席に座っていた、同じくらいの年齢の女の子も、
「クーイズ、クイズ」
と、となりに座っていたお母さんにクイズを出し始めました。
それまでは、特にこちらを気にしているようには見えなかったのですが、楽しそうな様子が伝わったのでしょうか。
同じようにクイズを出す姿を見て、心が和みました。
実は、この「クーイズ、クイズ」は、私の子どももまねして覚えた言葉です。
習い事の先生が、あるときクイズを出してくれた際に、こんなふうに言っていました。
毎回言っていたわけではないのですが、子どもがまねをするうちに、いつの間にか、子どもにとってすっかりおなじみの言葉になっていました。
先生から、私の子どもへ。
そして今度は、たまたま同じ電車に乗り合わせた女の子へ。
言葉って、こんなふうに伝わっていくこともあるのですね。
もし、その女の子もこの言い方を気に入ったら、今度はお友達にクイズを出すときに使うかもしれません。
それを聞いた子が、またまねをして。
私たちの知らないところでも、少しずつ広がっていくのかな。
そんなことを想像すると、なんだか面白くなってきました。
それから、向かいの女の子を見て、もう一つ感じたことがありました。
見たり聞いたりしたことを、こんなにすぐに自分でもやってみるんだな、ということです。
インプットしてからアウトプットするまでの間が、ほとんどないようで、その自然な流れに「すごいな」と驚きました。
そう思って振り返ると、私の子どもも、同じくらいの年齢の子や、少しお姉さんの子がしていることを、すぐにまねしていることがあります。
普段は何気なく見ていた子どもの姿にも、同じようなことがあったのですね。
小さな気づきがあって、嬉しくなりました。
何気ない電車での移動中に見かけた、小さなまねっこ。
「クーイズ、クイズ」は、この先どこまで広がるのかな。
そんなことを考えて、少し楽しくなったひとときでした。
ふと思いついたことや、誰かに話してみたくなったこと。
そんな日常の小さなお話も、よかったら聞かせてくださいね。