うまくいかない時ほど、足が止まっていませんか?
「最近、何をやっても裏目に出る」
「心が疲れて、何もやる気が起きない」
そんな気持ちになったとき、あなたはどうしますか?
ついつい家の中に閉じこもって、じっと悩み続けてしまう……
そんな経験、ありませんか?
実は、その「動かない」という選択が、
さらに気持ちを沈めていることがあります。
どん底の気分を変える鍵は、難しいことじゃありません。
あなたの「足」にあります。
私が毎日歩く理由
私は毎日、朝・昼・夜と歩くことを習慣にしています。
仕事でイライラしてきたとき。
考えすぎて煮詰まってしまったとき。
気がつけば1時間以上ずっと座りっぱなしだったとき。
そういうタイミングで、意識的に外に出て歩くようにしています。
すると不思議なことに、あんなに気になっていたイライラがスーッとおさまって、「まあ、どうでもいいか」と思えてきたり。
良いアイデアがひらめいたり、考えが整理されたりするんです。
よく「喫煙者が一服すると気持ちが落ち着く」と言いますよね。
私にとっての歩くことは、まさにそれと同じ感覚です。
ニコチンなしで、お金もかからず、体にもいい。
最高の気分転換だと、心から思っています。
「運気」って、実は「巡り」のことだった
「運がいい」「運が悪い」という言葉、よく使いますよね。
でも考えてみると、「運」という字には「運ぶ」「巡る」という意味があります。
運気とは、止まっているものではなく、常に動き、巡り続けているもの。
物事がうまくいかないとき、じっと動かずにいると、その巡りが止まってしまいます。運を動かしたいなら、まず自分自身を「動かす状態」に置くことが大切なんです。
血が巡れば、気持ちも動き出す
歩き始めると、血流が上がります。
脳に酸素が回って、少しずつ頭がクリアになっていく。
あんなに重く感じていた悩みが、「なんであんなことで悩んでいたんだろう」と思えてくる瞬間があります。
これは、血の巡りとともに、気持ちの巡りも変わったサインだと思っています。
歩きながら、空の色に気がついたり、風を感じたり、草の匂いをかいだりする。そんな小さなことが、どこかほっとする感覚を連れてきてくれます。
「元気になってから動こう」は逆です
「前向きな気分になったら外に出よう」と思っていると、いつまでも出かけられません。
順番が逆なんです。
悩みながらでもいい。気が乗らなくてもいい。
とにかく外に出て、一歩踏み出してみる。
歩いているうちに、気持ちが追いついてきます。
私も、「行きたくないな」と思いながら外に出ることがあります。
でも、帰ってくる頃にはだいたい気持ちが切り替わっている。
心が前を向くのを待つのではなく、歩いて心を連れ出してあげる。
そんなイメージです。
言葉が溢れ出してきたら、吐き出していい
歩いているうちに、頭の中でぐるぐるしていた言葉が、スッと出てくることがあります。
「あの人にあんなことを言われて、本当に嫌だった」
「なんで自分ばかりこんな思いをするんだろう」
そういう気持ちが溢れてきたら、誰もいない道で独り言のように吐き出してみてください。
大自然が、全部聞いてくれます。
誰かに話を聞いてもらった後のような、あの不思議な軽さ。歩くことで、それに近い感覚を味わえることがあります。
まずは「ゴミ出しついでに家の周りを一回り」でいい
「歩く時間なんてない」という方も多いと思います。
でも、わざわざ「運動の時間」を作らなくても大丈夫です。
朝のゴミ出しのついでに家の周りを歩いてみるだけでいい。
昼休みに、ちょっと一回りしてくるだけでもいい。
たった10〜15分の歩行でも、気持ちの変化を感じられるはずです。
朝にその「巡り」を作っておくと、1日のエネルギーが変わってきます。
最後に
歩くことは、A地点からB地点に移動することじゃない。
止まっていた自分を、もう一度動かし始めるための、小さな儀式だと思っています。
もし今、気持ちが重くて、足も心も止まりそうになっているなら。
まずは玄関のドアを開けて、外に出てみてください。
そのたった一歩が、今日の気持ちを少しだけ変えてくれるかもしれません。
気持ちの重さをひとりで抱えていると感じたら、
話してみることも一つの方法です。
ただ話を聞く時間をご用意しています。よかったら覗いてみてくださいね。