旧司法試験や公認会計士試験に大学3~4年生で合格する人達がよく話題になりましたが、彼らの中で独学でこれを達成した人はほとんどいません。まず間違いなくと言っていいほど専門予備校に通い、「予備校に言われた通り、一生懸命やっただけです」という体験談がほとんどです。これはきわめて道理にかなったことで、こういった難関試験に合格したことのない人がいくらあれこれ考えてみても、ノウハウや情報が蓄積された専門予備校以上の勉強法を最初から実行できわけがありません。最初は右も左も分からないので、ただ何でも言われた通りにやってみるのが最も賢明だということになります。
同じように大学受験でも医学部受験でも、受験経験や合格体験が無い段階で、「いや、自分にはこの勉強法が合っている」「自分はこうした方がいいと思う」と言ってみても、それは「自分なりの考え」であって、「合格に向けて最も有効な勉強法」であるという裏付けがないのです。基本的に最短距離を行きたければ(何年かかってもいいんだという場合は別ですが)専門予備校を利用し、最初は「授業に出ましょう」「英語・数学以外は授業中心主義で大丈夫です」「英語・数学が苦手であれば、中学校レベルから学ぶ補講にも出ましょう」「とにかくノートを取って、分からないことがあれば質問しましょう」「最初の1~2ヶ月はちんぷんかんぷんでも体を慣らすことが目的なので、とにかく授業に出続ければいいんです」といったアドバイスを受けると思いますので、とにかくそれを信じてその通りやってみることです。基本的に「できそうもないこと」がアドバイスされるはずはないので、「言われた通り」できないのであれば、「それ以上のこと」をやることはまず不可能と言ってもいいでしょう。