運がつく言葉⑮:「笑う門に福来る」

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 これは日本のことわざです。よく「眉間のたてじわは運を失う」と言いますが、どんな美人でも眉間にたてじわがくっきり出ていれば、キツイ感じがして近寄りがたくなるでしょう。こんな時は「額のよこじわは運の元」と心がけましょう。東洋で長らく受け継がれてきた人相学では、きれいな3本じわ(天地人を表わします)が福運を呼ぶとされます。眉をひそめる(たてじわ)のではなく、上にあげる(よこじわ)と、誰でも愛嬌のあるおもしろい顔になりますから、不思議です。そのため、疲れて笑えない時などは、わざと眉を上げて「驚いた顔」(一番笑った顔に近いとされます)をするといいと言われるぐらいです。接客業など、人に接する仕事をしている人はこういった工夫も必要でしょう。
 また、自然に笑顔を生み出す工夫として、「自己肯定体験のイメージをふくらませる」といったやり方もあります。これは、どんなに小さなことであっても、自分のことをほめてくれたり、認めてくれたりするとうれしいものですが、その時のイメージを何度も思い描いて、情的追体験をするというものです(悲観的な人は逆に自己否定体験のイメージをふくらませて、「やっぱり自分はダメだ」と考えてしまいがちです)。1人でニヤニヤしている人は何がしか思い出し笑いをしているものですが、実は心の中でこういったイメージを反芻(はんすう)しているわけです(こういうタイプの人は「自己修復力」があるので、意外に傷つきにくいものです)。周りからヘンな人と思われるのも困りものですが、根底に「自己肯定」があるか「自己否定」(これが行き過ぎると「自己憎悪」になります。嗜好品や薬物におぼれたり、自傷行為に走るのは、「快楽動機」というよりも「自己憎悪=自分を大切にしようと思えず、自分を許せない、そのまま受け入れられないという気持ち」が動機にあると言ってよいでしょう)があるかは、表情に表われるどころか、心身全体に大きな影響を及ぼすのです(ついでに言うと、「自己肯定」の土台に「自己否定」が来るのが理想的で、これは「自己練磨」からひいては「自己超越」に到る原動力となります)。
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