運がつく言葉②:「時は金なり」

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 英語でもそのままTime is money.と言います。マックス・ヴェーバーは近代資本主義的人間のモデルとしてフランクリンを挙げ、近代資本主義の特質としてこのことわざを示しています。実際、近代労働者は自分の「時間」を売って「金」に換えているのです。もちろん、知識や技術、経験といった「労働」を売っているのですが、完全出来高制でも一定の時間の拘束を受けることは止むを得ません。ましてや一般サラリーマンやアルバイト・パートの場合は、結局「時給(日給・週給・月給・年棒といろいろありますが)いくら」で自分の時間を売っているのです。逆にこの「時間観念」に乏しい人は「経済観念」にも乏しいと言えるのでしょう(自分のやるべきことに的確な優先順位が付けられない人は「経済観念」に乏しいのです)。大学受験勉強や資格試験勉強などは逆に借金してでも「金」を払って、「時間」を買う必要が出て来るのです。
 何カ月も迷いに迷ってやっと決断する人がいますが、どっちにしろ同じだけのことを考えて、同じ結論に到るのなら、それに要する時間は短ければ短いほどいいはずです。時間がたくさんあればあるほどよく考えられ、検討が出来るように思いがちですが、実は全くそうではありません。試験勉強も直前になるとあわててするように、時間の「量」は単に安心を生むだけで、「質」の方がはるかに重要なのです。思考スピードを速めて、即断・即決・即行動することは企業経営者なら誰でも真剣に取り組んでいることであり、それは「時は金なり」ということが身にしみて分かっているからに他なりません。
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