英語でもそのままTime is money.と言います。マックス・ヴェーバーは近代資本主義的人間のモデルとしてフランクリンを挙げ、近代資本主義の特質としてこのことわざを示しています。実際、近代労働者は自分の「時間」を売って「金」に換えているのです。もちろん、知識や技術、経験といった「労働」を売っているのですが、完全出来高制でも一定の時間の拘束を受けることは止むを得ません。ましてや一般サラリーマンやアルバイト・パートの場合は、結局「時給(日給・週給・月給・年棒といろいろありますが)いくら」で自分の時間を売っているのです。逆にこの「時間観念」に乏しい人は「経済観念」にも乏しいと言えるのでしょう(自分のやるべきことに的確な優先順位が付けられない人は「経済観念」に乏しいのです)。大学受験勉強や資格試験勉強などは逆に借金してでも「金」を払って、「時間」を買う必要が出て来るのです。