劣等感を克服するための心理学⑥:「人から学ぶ」気持ちがあれば誰とでも合う

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 人間関係においても、どんな人ともうまくやっていくコツというものがあります。それは「人から学ぶ」気持ちを持つことです。相手の話に関心を持ち、そこから何がしか学び取ろうとする時、相手はどんな人でも自分に好感を持ってくれるでしょう。別に話題が豊富でなくても、話すことが上手でなくても、「聞く」ことだけは誰でもできます。しかも、場合によっては30年かけて得たものを3時間で全てしゃべってくれることもあるでしょう。そうすると、自分が30年かけても決して経験できないような世界を、圧縮して吸収することができてしまうのです。「話し上手」よりも「聞き上手」の方が最後は絶対に発展していくのです(実はどんなに「しゃべり好き」の人でも自分の持っているものを吐き出しきってしまうと、カラになってしまいます)。「聞き上手」の人は一見すると目立たないし、派手でもないので、注目を浴びたい人、話を聞いてもらいたい人には物足りないかもしれませんが、実は末恐ろしい人なのです。「話し上手」になることは訓練も時間も必要で、簡単ではありませんが、「聞き上手」には誰でも今すぐにでもなれます。「人から学ぶ」気持ちを持てばいいのです。勉強でもゴルフでも自分なりにやる人はまず大成しません。最初は謙虚に人の言うことに耳を傾け、ひたすら学ぶことが一番の早道でしょう。

【コラム】
 新フロイト学派の才女カレン・ホーナイは、対人関係の特徴に関して次の3パターンに分類しています。
①自己否定・他者肯定型(対象志向)~追従型、他人中心的、依存、受容性、マゾ
②自己肯定・他者否定型(主体志向)~攻撃型、自己中心的、積極性、サド
③自他否定型(独立志向)~自他分断、自己孤立化、自立性、完全癖、冷淡、無関心
 人はいずれかのパターンに属しているとされ、これらの分類はエニアグラムと呼ばれる最先端の心理学で動的9タイプ論に結実していますが、ホーナイによれば理想形はいずれでもなく、当然ながら次の第4のパターンであるとされます。
④自他肯定型~基本的信頼感(自分も他人も信頼できる)
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