10年前に戻れたら、娘の音読を聴きたい。

10年前に戻れたら、娘の音読を聴きたい。

記事
コラム
こんにちは。ゆうかおです。

昨日、娘に聞かれた。

「10年前と10年後、行けるならどっち?」

私は少し考えて、

「10年前に行って、○○ちゃん(娘)を抱きしめたい」

と答えた。

娘は、ふふふ、と笑っていた。



10年前、私は、自分の仕事をつくることに夢中だった。
資格を取って、材料を揃えて、講座をして。
仕事にするために、お金も時間もたくさん使った。

その頃の娘は、まだ小さかった。

一緒に公園に行くこと。
一緒にご飯を食べること。
いっぱい遊ぶこと。

もっとやればよかったな、と思う。

なかでも今、特に思い出すのが学校の音読だ。

私は、娘の音読を聴くのがめんどくさかった。
じっと聴いている時間がもどかしくて、つまらなかった。

ほとんど聴かずに、娘が自分でサインしたこともある。
私に怒られて、夫に聴いてもらっていたこともあった。

今だったら、聴きたい。

隣に座って、
「うん、聴いてるよ」
って、最後まで聴きたい。

でも、10年前には戻れない。
娘自身も、あの頃は寂しかったと言っている。

そのことは、なかったことにはできない。
だから私は今、娘とたくさん話す。

楽しそうな親子.png

友達のこと。
推しのこと。
進路のこと。

友達のことで、ワンワン泣きながら話したこともある。
そんな娘に、よく言っていることがある。


「人間関係では、これからも苦労するよ。
そのときに、自分が何を嫌だと思ったのか。
そのとき、どう感じたのか。
ちゃんと感じなさい。
なかったことにしないこと。」


娘の人生から、嫌なことを全部なくしてあげることはできない。
苦労しないように、先回りすることもできない。

でも、
「あなたはどう思った?」
と聞くことはできる。

泣いていたら、話を聴くことはできる。
10年前の音読は、もう聴けない。
でも今、娘が話していることなら聴ける。

あの頃とは、聴くものが変わっただけなのかもしれない。

音読から、娘の人生に。
今日も、話そう。
私は聴くから。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す