鑑定書は、どこから読めばいいのか

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鑑定書がPDFで届いた。開いた。表と見慣れない用語が並んでいて、どこから手をつければいいのか分からない。

作っている側から言うのも変な話ですが、これは起きます。私が納品した鑑定書でも起きうると思っています。作る人間は全体の設計を知っていて、受け取る人は知らないからです。

そこで、読む順番を書いておきます。私の鑑定書に限らず、文章で届くタイプの鑑定なら、だいたい同じ順で読めるはずです。

■ 1回目は、表を飛ばして読む

多くの鑑定書は、前のほうに計算結果の表が載っています。数秘術なら生年月日を足して出した数の一覧、四柱推命なら生年月日を干支に置き換えた表です。

1回目は、ここを飛ばしてください。

表は、あとから根拠を確かめるための場所です。最初に表と向き合うと、意味の分からない漢字や数字で読む気力を使い切ってしまいます。表を飛ばして、文章で書かれた読み解きの節から読み始める。これがいちばん進みます。

■ 探すのは「当たっているか」ではなく、引っかかる行

読みながら合っている合っていないを採点していくと、ほとんどの鑑定書は中途半端な点数になります。書いてあることの全部が言い当てている鑑定書は、私は見たことがありません。私が書くものも同じです。

代わりに探してほしいのは、読んで少し引っかかる行です。

心当たりがあって落ち着かない行でも、自分では認めたくない行でも構いません。手が止まった行に印をつけていってください。当たっていないと感じた行は、当たっていないと思ってくださって構いません。

印が2つ3つ付いた鑑定書は、そのぶん使える鑑定書です。全文に納得することを目標にすると、かえって手元に何も残りません。

■ 3つの節は、役割が違う

私の鑑定書は、性質の読み解きを3つの節に分けています。生まれ持った性質、力が出やすい場面、消耗しやすい場面の3つです。そのあとに、これからの進み方の節が続きます。

使い方がいちばん分かりやすいのは、3つ目の消耗しやすい場面です。

性質の節は読んで納得して終わりがちですが、消耗の節は、明日の予定に直接効きます。人の多い場所で消耗しやすいと書いてあれば、大きな集まりに出た翌日には予定を入れないでおく、という組み方もできるはずです。

■ 用語で止まったら、その場で飛ばす

鑑定書には、どうしても専門用語が出てきます。意味が分からない語を調べに行くと、たいてい戻ってきません。

私は用語を書いたその場で日本語に言い換えるようにしていますが、それでも分かりにくい箇所は残ります。分からない語が出てきたら、その文ごと飛ばして先へ進んでください。文章の骨は、用語を飛ばしても通るように書いてあります。飛ばした箇所が気になったときのために、お届けから7日以内はご質問の受付期間です。

■ 2回目は、決めごとが来た日に

2回目に開くのは、届いた日ではなく、何か決めごとが目の前に来た日をおすすめしています。引っ越し先を決める日、返事を保留している日、進路を選ぶ日。そういう日に開くと、1回目には素通りした行が急に立ち上がってくることがあります。時間をおけるのが、読み返せる形で受け取る利点です。

この2回目に、飛ばしておいた表の出番が来ます。印をつけた行の根拠が、表のどの項目から出てきたのか。私の鑑定書は、読み解きの節ごとに、根拠にした表の項目の名前を添えてあります。名前をたどれば、その行が思いつきで書かれたものではないと確かめられるはずです。

■ 今日から使えること

鑑定書がまだ手元にない方にも、ひとつ持ち帰れるものがあります。表を飛ばして、引っかかる行に印をつけながら読む。この読み方は、無料の占い記事でも、雑誌の運勢欄でも同じように使えます。

私が鑑定書を書くときは、この読み方をされる前提で組み立てています。
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