Claude API・ChatGPT API・Gemini APIを1ヶ月使い比べた現場メモ

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弊社では事業運営の中で、Claude API(Anthropic)・ChatGPT API(OpenAI)・Gemini API(Google)の3社を同時並行で実運用している。得意領域がはっきり違うため、使い分けた方が効率が高い。

今回は2026年4月の1ヶ月を使って、同じ業務タスクを3社並行で処理した結果を共有する。

【比較条件】

・比較タスク:①商品説明文生成(200字)②画像のOCR+構造化③コードレビュー④長文要約
・モデル:Claude Opus 4.6 / GPT-5 / Gemini 2.5 Pro
・期間:2026年4月の1ヶ月

【結果サマリー】

・文章品質(日本語):Claude>>ChatGPT>Gemini
・コード生成精度:Claude>ChatGPT=Gemini
・画像認識(OCR):Gemini>ChatGPT>Claude
・レスポンス速度:Gemini>ChatGPT>Claude
・コストパフォーマンス:Gemini>ChatGPT>>Claude
・API安定性:ChatGPT>Claude>Gemini

【領域別レビュー】

★1. 商品説明文生成 → Claudeが圧勝

EC事業者として最も使う用途。「神戸らしさ」のような文化的ニュアンスを含む文章を書かせるとClaudeが頭ひとつ抜ける。弊社では商品説明文生成は Claude API(Sonnet 4.6 / Opus 4.6)に統一した。

★2. 画像のOCR+構造化 → Geminiが圧勝

NETSEAから送られてくるPDF商品リストや、問い合わせ画像のOCR業務。
・Gemini 2.5 Pro:精度97%、コストも最安
・ChatGPT GPT-5:精度95%、日本語縦書きに弱い
・Claude:精度93%、画像サイズ上限が厳しい

OCR用途は Gemini API 一択。

★3. コードレビュー → Claudeが圧勝

VOMS(自社SaaS)の開発で、Pull Requestのコードレビューを試させた。
・Claude:コードの「意図」を読む。リファクタ提案が的確
・ChatGPT:機械的にバグを探す。発見率は高いが、構造的な指摘は弱い
・Gemini:エラーチェックは強い、ただし提案の文章が長すぎ

Claude Code は別格で、コードベース全体を俯瞰した上での提案ができる。

★4. 長文要約 → 互角、コストでGemini

5,000字を500字に要約するタスク。品質は3社とも実用レベル、差はほぼない。コストはGemini < ChatGPT < Claude(Geminiが最安)。

【コスト面のリアル】

弊社の2026年4月の実支出:
・Claude API:約 ¥18,000/月
・ChatGPT API:約 ¥5,000/月
・Gemini API:約 ¥2,500/月

合計¥25,500/月。Claudeのウェイトが高いのは、文章品質とClaude Codeの依存度が高いため。

【API安定性(地味に重要)】

1ヶ月運用していて、API障害でレスポンスエラーが出た回数:
・Claude:2回
・ChatGPT:0回(最も安定)
・Gemini:6回(プレビュー版モデルの仕様変更が頻繁)

Geminiは2.5 Pro Preview → 3.x への切替などで突然エラーが出る。本番運用では モデル名のフォールバック実装 を必ず入れた方がいい。

【結論:3社使い分けが正解、ただし主軸は決める】

・主軸:Claude(文章品質・コード品質を重視する業務)
・OCR/画像処理:Gemini(精度・コストともに圧勝)
・保険:ChatGPT(API安定性が必要な商業運用)

弊社が運用するMCPサーバー19台にも、この使い分けが反映されている。Claude APIが11台、Gemini APIが3台、OpenAIが1台、その他が4台、という構成。

弊社では、用途ごとに最適なLLM APIを選定し、お客様の業務に組み込みます。API選定込みのAI業務自動化システム開発、ココナラのDMからお気軽にご相談ください。
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