1人EC運営で月132件さばく自動化ワークフロー全公開
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1人法人で4モール並行EC運営、月132件の受注を1人で運用と書くと聞こえは良い。が、内訳を分解すれば自動化なしでは絶対に回らない量で、毎日が綱渡りだった。
今回は、弊社が実際に使っている自動化ワークフロー全体を隠し事なしで公開する。
【数字の前提】
・稼働モール:Amazon(FBA・FBM)/Yahoo!ショッピング/Qoo10/自社EC
・月商:約¥757,000(2026年3月実績)
・月間受注件数:132件
・担当者:代表1名
これを支える自動化スタック:Claude API + 自社MCP19台 / VOMS(自社SaaS) / Cowork / Chatwork通知
【ワークフロー全体図】
毎朝起きたら、以下の状態が自動で整っている:
06:00 Coworkが朝バッチを起動
06:05 全モール受注を取得→VOMSに統合
06:10 在庫チェック→不足品をNETSEAから自動発注
06:15 AIが「今日のおすすめアクション」レポート生成
06:20 Chatworkに「○件出荷待ち」と通知
08:00 価格改定
08:30 Yahoo!の5のつく日・感謝デー判定→LINE Bot配信
11:00 代表が業務開始(30分で当日タスク終了)
【受注処理の自動化】
各モールの受注APIをMCP経由で取得し、VOMSに統合。出荷データはAmazon SP-APIでFBM出荷指示、または協力業者向けに発注書PDFを自動生成。旧フロー:1件あたり3〜5分→新フロー:1件あたり30秒。月8.8時間削減。
【在庫同期の自動化】
最も難しく、最も効果が大きい部分。Amazon FBA在庫数→全モールに自動反映、メーカー直送商品の在庫枯渇→全モールで一斉に出品停止、Qoo10とYahoo!の在庫変動を相互同期。旧フローでは「Yahoo!で売れたのにAmazonの在庫を減らし忘れて二重販売→即返金」事故が月1〜2回発生。新フローでは在庫同期エラーが半年でゼロ。
【商品リサーチの自動化】
毎週月曜の朝、Claude APIが自動で「今週仕入れるべき商品」をレポート。手作業でやっていた頃は1日かかっていたが、今は朝5分のレビューで済む。
【カスタマーサポートの自動化】
問い合わせ対応はLINE Bot+Yahoo!ストアQ&A自動応答で半自動化。月間問い合わせ80件のうち、約60件は完全自動応答。代表は20件だけ対応すれば済む。
【経理処理の自動化】
請求書PDF生成、月次売上集計、確定申告用データ整理もすべて自動化済み。経理処理に費やす時間は月3時間以下。
【SNS運用の自動化】
InstagramとBlueskyで商品PRを毎日自動投稿。フォロワー:Instagram 1,100名、Bluesky 300名。
【ハマったポイント】
ここまで来るのに1年半かかった。途中で「自動化やめて手作業に戻すか」と何度も思った。これらを乗り越える過程で、自社運用ノウハウが「VOMS」というSaaSにまで育った。1人法人EC事業者の方からの相談、いつでもDMでお待ちしています。