これでいいの?と問いながら寄り添う日々

これでいいの?と問いながら寄り添う日々

記事
コラム
患者さんと向き合う日々の中で

病院で心理師として働く中で、日々思うことがあるんだよね。

入院してくる患者さんは、治療のためにここに来る。
医療者は目標を立てて、それに向かって協力しながら治療を進める。
それはもちろん必要なことだし、患者さんのためになるってこともわかる。

でも、精神科ではなかなか物事がスムーズに進まないこともある。
疾患の特性や本人の意思、家族や環境、社会的立場など、
いろんなことが絡むからなんだよね。

私を抜きで決められちゃった

先日、ある患者さんがこう言ったんだ。
私のことなのに、私を抜きで決められちゃった

家族の意向や医療者の目標は間違ってないかもしれない。
でも、その患者さんにとっては、
自分の思いが反映されていない現実があった。

涙を流しながらそう話す姿を見て、
改めて精神科医療の難しさを感じたんだよね。

心理師としての私の思い

心理師として私は、患者さんの本音に耳を傾けて、
安心して話せる関係を作りたいと思ってる。

でも同時に、

「一時の安心感を与えているだけかもしれない」

「振り回しちゃってるかも」

という葛藤もある。

医療従事者としては間違ってるかもしれないけど、
私は患者さんに、自分の本音で向き合いたいと思うんだ。

「私がこうなってほしい」じゃなくて、「あなたがこうなりたい」を信じたい。
だから、闇雲に感情をぶつけることはしないけど、
自分の気持ちはちゃんと伝えたいと思う。

それでも一緒に考えていきたい

これは決して、医者や看護師を否定してるわけじゃない。
治療として大事なことをしているのもわかる。
私も少し前まで看護師だったからね

だからこそ、患者さんと本当に一緒に考えられたらいいなって思う。
全てを100%完璧にできるわけじゃないけど、覚悟を超えて、
患者さんのために、理想かもしれないけど、そうできたらいいなって心から思うんだ。

読んでくれているみんなへ

患者さんに限らず、人と向き合うときって、答えは一つじゃないし、
正解もわからないことばかりだよね。

でも、相手の思いに寄り添いたいって気持ちを持つことだけは、
絶対に間違いじゃないなって、私はそう思うんだ。


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