お盆期間はECサイトにとって「注文は入るが対応できない」という状況が起きやすい時期です。配送の遅延・問い合わせへの返信漏れ・在庫切れの放置——事前に少し準備しておくだけで、お客様の不満を防ぎ、休暇中も安心して過ごせます。お盆前にやっておくべき準備を整理します。
ひとりまたは少人数でECサイトを運営している場合、お盆期間の対応は特に頭を悩ませる問題です。「休みたいけど注文が来たら対応しなければ」という状態では、休暇になりません。一方で「お盆中は休業」と告知すれば、その期間の売上は止まります。準備次第で、休みを取りながらもECを継続できる状態を作ることが可能です。
この記事で分かること
・お盆前にサイト上でやっておくべき告知と表記
・配送遅延をお客様に事前に伝える方法
・問い合わせへの自動応答設定
・在庫・発送の事前準備
・お盆明けにやること
お盆前にサイトで告知する3つのこと
01. 休業期間・発送休止日をトップページに掲示する
「8月13日(水)〜15日(金)は休業のため、発送および問い合わせへのご返信はお休みさせていただきます」という告知をトップページのお知らせ欄または目立つバナーに掲示します。Shopifyなら「お知らせバー(アナウンスバー)」に表示するのが簡単です。お盆の1週間前には掲示を完了しておきましょう。
02. カート・チェックアウトページに配送遅延の注意書きを入れる
購入直前のお客様に「現在、お盆期間中の発送はお休みです。〇月〇日以降の発送となります」という案内を表示します。注文後に「届かない」という問い合わせを防ぐための最も効果的な方法です。Shopifyではチェックアウトページへの追記設定やカート上部へのアナウンス表示が可能です。
03. 配送日数の目安を商品ページに明記する
通常は「3〜5営業日以内に発送」と書いているサイトでも、お盆期間中は「現在、発送まで〇〇営業日いただいております」のように実態に合わせた表示に変更します。正確な情報を先に伝えることが、お客様の不安と問い合わせを減らします。
問い合わせへの自動応答設定
メール
Gmailまたはメールソフトで不在メールを設定する
「現在、お盆休暇のため〇月〇日まで返信をお休みしております。〇月〇日より順次ご返信いたします」という自動返信を設定します。GmailならSettings(設定)→から設定できます。
LINE
LINE公式アカウントの自動応答を設定する
LINE公式アカウントの管理画面から「自動応答メッセージ」を設定し、休業期間中のメッセージを登録しておきます。「ただいまお盆休み中です。〇日より対応再開します」という返信が自動で送られます。
フォーム
問い合わせフォームの自動返信文を休業対応に変更する
Contact Form 7・WPFormsなどの問い合わせフォームプラグインには「送信直後に自動返信メールを送る」機能があります。自動返信文に「現在お盆休み中のため、〇日以降に返信いたします」という文言を追記しておきます。
在庫・発送の事前準備
準備1. お盆前に在庫を確認・補充する
休業明けに一気に注文が入ることがあります。在庫が少ない商品を休業前に補充しておくか、在庫切れの商品は「入荷待ち」「販売停止」に設定しておきます。
準備2. 休業前の発送を早めに済ませる
休業直前の注文に対して、可能であれば発送を前倒しします。「〇月〇日までのご注文は休業前に発送します」という案内を早めに出すことで、休業前の注文を集中させる効果もあります。
準備3. 配送業者のお盆期間の動向を確認する
ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの配送業者によって、お盆期間の集荷・配送スケジュールが異なります。各社の公式サイトでお盆期間のサービス案内を確認し、サイト上の告知に反映させましょう。
お盆明けにやること
✔ 休業中に届いた問い合わせ・メール・LINEをすべて確認して返信する
✔ 休業中に入った注文を確認して発送準備を始める
✔ サイト上の「休業告知」「配送遅延の注意書き」を通常の表記に戻す
✔ メール・LINEの自動応答を通常の設定に戻す
✔ 在庫を確認して「入荷待ち」設定を解除する
お盆前・1週間前にやること(まとめ)
・サイトのトップページに休業期間・発送休止日を掲示する
・チェックアウトページに配送遅延の案内を追加する
・メール・LINE・フォームの自動応答を休業対応に設定する
・在庫の確認・補充と、在庫切れ商品の販売停止設定
・配送業者のお盆スケジュールを確認してサイトに反映する
サイトの休業告知設定も、ご相談いただけます
Shopify・WordPressのお盆対応から、普段の運用改善まで対応しています。