子育てと部下の育成、自分をとことん追い込める人の条件を考えると、結果的には、親の安心感を得るために子供を普通にしていくのが教育なんですよね。
このような考えになってしまうのも、親の責任だ、親の義務だっていうのを強く刷り込まれすぎていることも一つの原因だとは思うんですけれど、時として責任に縛られてしまうよりも、自分のお子さんをほうっておいた方がいい時もあるんですよ。
親がいなくても子は育つって昔から言いますよね。
意外と親の役割は重要じゃないんですよ。
あなたが思っているほど。
強く刷り込まれた価値観ほど、子供に対する責任を負う必要はないんですよ。
それよりも子供の才能をどれだけ信じることができるのか。
この部分が結局一番重要になってくるわけですから、良い意味でも悪い意味でも、まだ子供だからって言って何かを手を出そうとする。
それは結果として信じていないってことなんですよ。
その子の可能性というか、才能を。
少なくとも現状は無理でしょって思っているから、代わりに親がやってやらなきゃと思っているわけですからね。
そのエゴをどれだけ抑制できるかっていうところが重要なんです。
部下の育成に関しても、会社で部下を見るときっていうのは、部下を育てることも一つの大きな目的なんですけど、もっと重要な目的があって、それは会社の業績を上げるプロジェクトを成功させるというものがあるわけですよね。
そう考えると一つひとつのことが複雑に絡み合ってしまうのですが、子育てとは違うテーマに見えつつも、近しい要素が多いので、部下の育成に悩んでいる時にはぜひ子育ての本などを本気で学んでみることもおすすめです。