塞翁が馬のはなしを皆さんご存じでしょうか。
いいことも悪いことも、一見そう思えても違う解釈が出来るという例え話なのですが、本当にそう思うことがあります。
例えば、いい気になって威張っている人がいるとします。
その人がいる場所から、退場しなければいけなくなったとします。わかりやすいのは職場でのパワハラなどでしょうか。
しかし、これって、悪いことでもないってこと、あります。
退場した途端、例えば今回のホルムズ海峡封鎖で、えらい目に遭っている業界だったなら、上司が問題ではあったけど、長く働けない可能性がある職場として退職して返って正解だったってなりますよね。景気が悪くなれば、その職場はもっとギスギスするでしょうから。
このように考えていけば、自分の身に起こる一見不運なことって全て悪いとも言えなくて、いいこともあるって思います。
こんなことを言うと、例えば交通事故で子どもを失った親にもそんなこと言えるのかって言われるかもしれません。確かに、子どもを失ったことはとんでもない深い悲しみで不運です。ただ、命の尊さを知り、死ぬまで生きることの意味を考え直す叡智を与えられたと考えれば、その子どもはその親に本当に深い存在として生き続けていると言え、それは不運を変化させることが出来たと言えるのではないでしょうか。子どもは確かにその親の中で生き続けているのです。