今回は先週の未来予測の検証。
予測では、6月30日前後について、地面、水、生活基盤、行政発表、交通、防災情報に注意と書いた。
また、7月4日前後については、交通、通信、電気、火、機械、SNS炎上のような、日常インフラや情報の乱れが出やすいと読んでいた。
では実際、この週に何が起きたのか。
「生活の足元」と「説明されていないもの」に出た週だった
地震、台風、大雨、原発の地震データ問題、個人情報流出、円安、皇室制度、国会の停滞、そして占い詐欺と色々なことが起きた。ニュースのジャンルはバラバラに見えるけれど占断として見ると、共通点がある。
足元の安全は本当に大丈夫なのか。大事な情報はちゃんと説明されているのか。人の不安や欲につけ込むものが出ていないか。
この週は、そこが問われた一週間だった。
6月30日前後:生活の足元が揺れた
まず、6月30日前後。
このあたりは、生活の足元や行政発表、防災、交通、土地・水に関わる話題が出やすいと読んでいた。
現実には、まず円安が強く出た。
6月30日未明、円相場は一時1ドル161円97銭をつけ、およそ39年半ぶりの円安水準になったと報じられた。
円安そのものは為替の話だ。
けれど、生活者から見ると、輸入品、燃料、食料、電気代、物価へじわじわ響いてくる。
つまりこれは、単なる市場ニュースではなく、生活コストの不安として出てくる。
今回の予測では、株価や為替を細かく当てに行くというより、生活コストや市場心理の不安として読んでいた。
その意味では、円安はかなり分かりやすい出方だったと思う。
さらに、アフラック生命で約438万人分の個人情報漏えいが発表された。
氏名、住所、電話番号、証券番号、保障内容などに加え、一部では口座情報も含まれていたと報じられている。
保険、個人情報、口座情報。
これはかなり生活の深いところに関わる。
「自分の情報は守られているのか」「お金や契約の情報は大丈夫なのか」「大きな会社や制度を信じていいのか」
そういう不安が出る。
6月30日前後に、生活基盤、行政発表、情報、金融、制度の不安がまとめて出たのは、今回の占断とかなり重なっているように思う。
皇室典範改正案:国家の根っこをどう維持するのか
同じ6月30日には、皇族数確保に向けた皇室典範等改正案が閣議決定された。
改正案は、女性皇族の婚姻後の身分保持、皇族の養子縁組などを可能にする内容とされている。
これは、かなり「制度」「家」「継承」「古いものをどう扱うか」という象意に近い。
表面的には皇室制度の話だ。
けれど、もっと広く見ると、国家の根っこにある制度をどう維持するのか、誰が説明し、誰が納得するのか、という話でもある。
今回の週は、政治や行政について「説明されていないもの」が火種になりやすいと読んでいた。
皇室典範改正案も、まさにそのひとつだと思う。
制度そのものの是非とは別に、こういう話は説明が足りないと、あとから火種になる。
国家の根っこに関わる話だからこそ、丁寧な説明が必要になる。
地面と水:岩手県沖の地震、台風、大雨
今回の予測では、6月30日前後について、地震だけに絞らず、地面、水、生活基盤、防災情報に注意と書いた。
現実には、7月1日21時8分ごろ、岩手県沖を震源とするM6.0の地震があり、青森県と岩手県で最大震度4を観測した。津波の心配はなかった。
大きな被害を出すような地震ではなかった。
ただ、6月中旬から岩手県沖周辺では地震が続いていた流れもあり、「地面」への注意としては、やはり無視できない出来事だった。
さらに7月5日には、九州北部で線状降水帯発生のおそれがあり、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県では大雨災害への警戒が呼びかけられた。
台風9号についても、日本のはるか南で大型で猛烈な台風として発達し、今後沖縄に近づく見通しが報じられている。
つまり、この週の「災害注意」は、地震だけではなく、水、台風、大雨としても出た。
ここは今回の検証で大事にしたいところだ。
占断では、つい「地震が来るかどうか」に目が行きやすい。
けれど、実際に出たのは、地震、台風、大雨、防災情報、そしてこのあと触れる原発の地震データ問題だった。
つまり、象意としては「地面と水」と「安全情報」だった。
今回はそこまで広く読んだことで、かなり現実に近づけたと思う。
原発と地震データ:安全の根拠は本当に大丈夫なのか
この週でもうひとつ重要だったのが、浜岡原発の基準地震動に関する不適切事案だ。
中部電力は、浜岡原発の地震動評価における代表波選定が、審査会合での説明内容と異なる方法や意図的な方法で実施されていた疑いがあるとして、不適切事案を公表している。
これは、今回の占断とかなり重い形で重なる。
地震そのものではなく、地震に備えるための「基準」や「データ」が問題になる。
つまり、地面の揺れではなく、地面の揺れをどう想定していたのか、その根拠は正しかったのか、という話だ。
今回の週は、災害や設備、行政発表、説明不足に注意と読んでいた。
浜岡原発の問題は、そのど真ん中に近い。
「安全です」と言われても、その根拠となるデータが不適切なら、何を信じればいいのか。
これは単なる原発ニュースではなく、国家や企業が出す安全説明そのものへの不信として見える。
情報、名誉、表示の問題も出た
7月4日前後については、交通、通信、電気、火、機械、SNS炎上のような乱れに注意と読んでいた。
現実には、この時期に個人情報流出、原発データ問題、政治ポスターをめぐる書類送検、占い詐欺など、情報や信用に関わるニュースが重なった。
NHK党の立花孝志氏については、2024年の東京都知事選ポスターをめぐり、みんなでつくる党の大津綾香氏の名誉を傷つけた疑いで書類送検されたと報じられた。
これは、まさに言葉、表示、名誉、政治活動、炎上に関わる話だ。
また、アフラックの個人情報流出も、企業の情報管理と信用の問題としてこの週に大きく出た。
SNS炎上という形そのものではなくても、情報、名誉、信用、個人データ、説明責任が問われる流れはかなり強かった。
今回は、火事や大事故というより、情報の火種として出た印象がある。
占い詐欺と金運:一番嫌な形で出た“開運”の話
そして、この週の検証で個人的に外せないのが、占い詐欺の逮捕だ。
7月2日、占い師を装い、70代女性に「きょうは必ず当たる」「苦労した人生が終わる」などと嘘を言い、宝くじの高額当選を引き当てるための鑑定料名目で約750万円をだまし取った疑いで、男らが逮捕されたと報じられた。
警視庁は、グループが約20人から8000万円以上をだまし取ったとみている。
これは、占いをしている側としてはかなり重く受け止めたい。
「宝くじを絶対当てる」「今日必ず当たる」「高額当選できる」
これは占いではない。
詐欺だ。
今回の週は、金運や開運、人の不安や欲につけ込むものにも注意が必要だったように思う。
ちょうどこの週、美輪明宏さんの金運や象徴性についても占断していた。
美輪さんの金運は、お金そのものに執着する金運ではなく、美、品格、言葉、存在価値が結果としてお金を呼ぶ金運として見えた。
一方で、現実には「金運」や「宝くじ」を悪用して人を騙す事件が起きた。
この対比は、かなり象徴的だと思う。
本来、占いは不安な人をさらに不安にさせて金を取るものではない。
「絶対当たる」と言って、人の人生の苦しさにつけ込むものでもない。
今回のこのニュースは、占い業界全体にとってもかなり嫌な火種だったと思う。
海外からの圧:外の動きが国内にも響く
この週は、国内だけでなく、海外からの圧も出ていた。
6月29日には、ある国が日本の複数の企業や団体を対象に、輸出管理に関する新たな措置を発表したと報じられた。
対象となる分野は、技術、産業、通商に関わるものだ。
また7月1日には、日本と海外の外相会談も行われ、支援や協力を継続する方針が示された。
これは、国内の生活だけでは完結しない話だ。
海外との関係、輸出入、技術、産業、通商。
こうしたものが、国内の政治や経済にもじわじわ影響してくる。
今回の占断では、国内の足元だけでなく、外からの圧力や緊張も背景に出やすいと読んでいた。
その意味では、海外との関係や通商をめぐる動きも、この週の空気にかなり合っている。
今回の検証まとめ
今回の週は、派手な一発の出来事で当たった、というより、象意がかなり広く現実ににじみ出た週だった。
特に重なったのは、次の5つ。
1つ目は、生活コストと市場心理。
円安が39年半ぶりの水準まで進み、物価や輸入コストへの不安が強まった。
2つ目は、制度と説明責任。
皇室典範改正案、国会の停滞、原発データ問題など、国家や企業が何を説明しているのか、何を説明していないのかが問われた。
3つ目は、地面と水。
岩手県沖の地震、台風9号、九州北部の線状降水帯予測など、地震だけではなく、水や防災情報として出た。
4つ目は、情報と信用。
アフラックの個人情報流出、原発の地震データ問題、政治ポスターをめぐる名誉毀損疑いなど、情報の扱いと信用が揺らいだ。
5つ目は、金運と詐欺。
占い師を装った宝くじ詐欺は、金運や開運という言葉がどれだけ危うく使われるかを示した出来事だった。
だから今回の検証としては、こうまとめたい。
6月30日前後は、やはり生活の足元に関わる不安が出た。地震だけではなく、水、情報、金融、制度、安全説明として出た。
7月4日前後は、火や機械の大事故というより、情報、信用、名誉、個人データ、詐欺のような「見えない火種」として出た。
今回の占断は、個別のニュースをピンポイントで当てたというより、週全体の空気としてはかなり拾えていたと思う。
今回見えていたのは、単発の災害や事件というより、社会全体の足元にかかる圧だったのだと思う。
生活コスト。制度の説明。情報の信用。安全の根拠。金運や開運という言葉の危うさ。
それぞれは別々のニュースに見える。
けれど並べてみると、「いま自分たちの生活を支えているものは、本当に大丈夫なのか」という不安が共通している。
そういう意味では、今回の予測で読んでいた日本の流れは、かなり現実に出ていたように思う。
当たった、外れたで終わらせるのではなく、星の配置で見えていた象意が、現実のどこに現れたのか。
このシリーズでは、そこを引き続き見ていきたい。
占いは、不安を煽ってお金を取るためのものではない。
僕は、未来を完全に言い当てるものとしてではなく、今どこに圧がかかっているのか、何に気をつけるべきなのかを整理する道具として使いたい。
今週の日本の流れ、そして個人の動き方についても、引き続き占断していく。