「いい人がいたらいいな」「そろそろ恋愛したいかも」
そんな軽い気持ちで、なんとなく始めたマッチングアプリ。
最初は楽しかったんです。
写真を選んで、自己紹介文を考えて、知らない誰かから“いいね”が届くたびに、ちょっとドキドキして。
「この人、雰囲気良さそう」「共通の趣味もあるし、相性いいかも」なんて思いながら、メッセージを送りつつ未来を想像してみたり。
でも、だんだん気づきます。
「メッセージが返ってこない」
「毎回、会話が続かない」
「会ってみたら別人だった」
「とりあえず会ってみようと思ったら、恋愛の話は一切ナシだった」
…あれ?こんなはずじゃなかったよね?
理想の出会いがアプリの中にあると信じてたはずなのに、現実は「人間関係の消耗戦」みたいになってきた。
マッチしてもやり取りが面倒に感じたり、「この人もダメだったな」と落ち込んだり。
もちろん、素敵な人に出会えたという話も聞きます。
実際、そこから結婚した友人もいます。
でも、現実は“理想の恋”にたどり着くまでに、わりと疲れるステップが多いってこと、誰も教えてくれなかった。
たぶん、アプリに限らず「人と出会う」って、想像よりずっと不確実で、不器用で、時間がかかるものなのかもしれません。
どれだけ条件がマッチしていても、会って話してみないと分からないことばかり。
「会話のテンポ」「間の取り方」「表情」「声のトーン」…
そういう小さなものの積み重ねが、恋愛においては思った以上に大きかったりします。
でも、それでもやっぱり思うんです。
この時代に、日常じゃ出会えなかった人と繋がれるのってすごい。
うまくいかなかった出会いも、無駄じゃなかったって思える日が来る。
大事なのは、疲れたときは無理しないこと。
誰かと比較して焦らないこと。
アプリに“夢”を見すぎないこと。
でも、“希望”は持っていてもいいと思う。
恋愛って、効率よりも「感覚」が大事なものだから。
うまくいかないときほど、自分自身との向き合い方が試されている気がします。
マッチングアプリの向こうにいるのも、同じように悩んで、傷ついて、誰かと笑いたいと思っている“人間”です。
そのことだけは、忘れずにいたいですね。
恋相談カップル