いつもは、海外の症例ケースでホメオパシーのレメディ紹介をしているのですが、
今回は私自身のホメオパシー体験談です。
先日、父が他界しました。
3年前の上咽頭がんから始まり、2年前に脳出血から半身不随、認知症、
そして施設入所となり、どんどん弱っていく父。
もうあの頃の元気な父には戻らないんだという気持ちでしたが、
まさかそんな急にお別れが来るなんて想像もしていませんでした。
誤嚥性肺炎で入院してからは、あっという間に延命治療となり
もうだめかもしれないという確信が強くなりました。
このまま父が亡くなるかもしれないと覚悟ができているつもりだったのですが、
実際その知らせを聞き、父の死を目の前にすると、
悲しみが止まりませんでした。
「長生きだけが幸せではない。」
今まで死について考えることが多々あり、
自分なりの死生観をもっていたつもりだったのですが、
何度も慟哭が押し寄せました。
そこで今回取ったホメオパシーのレメディが、Ignatiaイグナシアのレメディです。
(Wikipediaより)
Ignatiaイグナシアは、インドや中国、フィリピンで育つ生える低木になる種で、
フィリピンの原住民ではあらゆる病から身を守るお守りとされていました。
このIgnatiaイグナシアの種には、ストリキニーネが含まれており、
多量に摂取すると、激しい痙攣とてんかん発作が起こります。
このことから17世紀には、スペインのイエズス会の修道士によって、
痛風や喘息、てんかん発作の治療薬として使用されてきました。
このIgnatiaイグナシアは、ホメオパシーでは、
「突然の急な悲しみ、ショック、失恋」の感情のための薬としてよく使用されます。
過去の悲しみというより、直近の悲しみに使われるレメディです。
私自身がこのレメディを取り、感じたことは、身体のだるさです。
自分が意識してないほどに身体がどーんと重くなり、
父の死による悲しみで、
身体にもこんなに影響を受けていたことに気づかされていました。
もしIgnatiaイグナシアのレメディを取らずに過ごしていたら、
今の感情や身体の状況に気づかずに、
ますます心身ともに悪影響を与えていただろうと思います。
もちろん、父の死への悲しみが全くなくなったわけではないのですが、
今の自分の心身の状況に気づけたことは大きなメリットだと思います。
深い悲しみは心身ともに大きなストレスになり、自律神経を乱し、
その後の人生に大きな影響を及ぼすので、
できるだけ早い段階でグリーフケアをするのが望ましいです。
次への人生の一歩を歩みだせる準備ができます。
ホメオパシーのレメディは、今の状況を静かに受け止め、
次に歩んでいく人生を優しくサポートします。
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