私は一度ギックリ腰になったことがあるのですが、
今ではあの痛みは一生忘れることがなきない痛みとなりました。
次の体勢に移りたくても全く痛みで動けない、恐ろしいほどの激痛。
今日の症例は、一時的な激痛ではなく、
慢性的な腰痛に悩まされている女性の海外症例です。
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48歳女性
〇主訴 腰痛
〇経緯
1年前から痛みが出てきて、あらゆる治療を試すが痛みが消えない
〇職業 医者
〇身体症状
・腰痛 右側 (左側も痛むが、右のほうが痛い)
坐骨神経痛 足を引きずる
座ると改善する
座った後立ち上がると悪化する 体が木のように硬くなり、動けなくなる
少し歩くと改善する 痛みが少し軽減
・背筋がゾクゾク 座っていると⇒寒がり
・温湿布で改善する
〇精神症状
・落ち着かない様子
・人を避ける 同情されるのが嫌、人に頼らなければならないから
他人から痛みのある状態を隠している
・イライラする 電話で話すのも避ける
・自分は停滞している
行き詰っている
成長したい、前に進みたいが、手がかりがつかめない
自由に動き回りたい
動き続けると気分が良くなる
元々は、スポーツが得意でいつも歩いていた
・瞑想 苦痛から解放してくれる
苦痛と共に生きる方法を教えてくれる
〇好きな食べ物
シンプルな野菜料理、果物
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以上が症状になるのですが、
腰痛が出ても「動き続けることで症状が緩和される」のは、
この方独特の症状の表し方だなと思います。
症状がどうすれば悪化したり、好転したりするのかを見極めることは、
レメディを見つける点ではとても大切な要素です。
また、人によっては、
自分のツライ症状を言うことで少し緩和される人もいるのですが、
この女性は、腰痛を同情されるのが嫌で人を避けざるを得なかったり、
腰痛を隠しているところも大きなポイントですね。
そして、痛みでイライラしてしまうところも外せないこの人の特徴です。
この方に処方されたレメディは、
Mangifera indicaマンゴフェラインディカ、
マンゴーの木のレメディでした。
マンゴーは、ウルシ科の植物で、
食用はもちろんのこと、
月経の症状や消化促進、肩こり、腰痛その他、
あらゆる症状の予防としても使用されてきました。
中医学でも葉と果実が生薬として
呼吸器疾患や胃の不調、皮膚病の外用薬として使用されてきました。
ホメオパシーで、ウルシ科の植物の特徴は、
「動けない、こわばり、捕らえられた」ような感覚があります。
ですので、動いている時に症状が緩和するという特徴が出てくるんですね。
以前にもご紹介したウルシ科植物のレメディはこちら↓
また、このMangifera indicaマンゴフェラインディカのレメディは、
ちょっとしたことで機嫌を損ねイライラしてしまい、
怒ることで症状がより悪化します。
よく溜息をつき、簡単にメソメソと泣きます。
また、この女性のように自分の痛みを人に見せることをせず、
隠すのですが、一人になることが嫌いなので、余計ややこしいですね。
この女性は、レメディを取り、痛みがかなり改善し、
4か月後には歩けるようになったそうです。
ホメオパシーは症状が出た時に、病名だけで判断することなく、
その症状がその人にとってどう表現されるのか、
また、どうすれば症状が悪化し緩和するのか、
その人自身あるがままを全体的に捉える療法になります。
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