鑑定書も、脚本と同じ作り方をしている。

鑑定書も、脚本と同じ作り方をしている。

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前回、写真の話を書いた。

もっと前の話をしようと思う。

二十八歳のとき、劇団を任された。


■ 二十八歳、劇団を任された


所属していたタレント事務所の社長に、ある日言われた。

「うちの若い奴らを鍛えてやってくれ」

そのまま、座長になった。

一番歳上で、舞台の経験も一番あったから。

それだけの理由だった。


■ 何もない。ただ、任された


資金は、そこから一銭も出なかった。

運営も、全部こっちに丸投げだった。

いいのがいたら、勝手に引っ張っていっていい。

そう言われただけ。

今思うと、なぜやる気になったのか、自分でもわからない。

でも、少し違う気もする。

俳優という人種には、共通する渇望がある。

自分の芝居を、誰かに見てもらいたい。

表現したい。

その一心で、この世界にいる。

メンバーたちの中に、その渇望があふれていた。

見せる場所が、欲しい。

やりましょうよ、という声が、どんどん大きくなっていった。

私も参加したい。

やりたい。

一人、また一人と、メンバーが増えていって。

いっときは、三十人の所帯になっていた。

その声に、応えることにした。

それだけじゃない。

正直に言うと。

人の書いたつまらない芝居をやるくらいなら、自分ならもっと面白い話が書ける。

そんな気持ちも、どこかにあった。

脚本も、演出も、出演も。

気づいたら作曲まで、自分でやろうとしていた。

とにかく、何かを作り上げたくて仕方なかった時期だったんだと思う。


■ 脚本の書き方


私の脚本の作り方は、先にプロットを作る。

そこは、ちゃんと組み立てる。

問題は、そこから先だ。

一つ一つのシーンを描くとき、その作品の主題曲を聴く。

何度も、聴く。

すると、情景が動き出す。

キャラクターたちが、しゃべり始める。

私は、それを書き留めているだけだった。


■ 同じことを、今もしている


カードを引く。

じっと、見る。

絵の中に入っていく。

すると、絵の中の人物が、動き出す。

つながった瞬間に、言葉が出てくる。

これ、二十八歳のときと、同じだ。

設計図はある。

でも、命が入るのは、音楽やカードに導かれて、動き出した瞬間だ。

脚本も、鑑定書も。

やり方は、あの頃から、何も変わっていなかった。

自分のことで、実際に試してみたいと思ったら。

ココナラ|えんたくの鑑定
仕事の迷いをタロットで読み解きます


あなたが夢中になっていた頃にも。

何かが「動き出した」瞬間が、あったんじゃないだろうか。

えんたく
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