批評「AIと変わらない」が、鑑定を変えるきっかけになった

批評「AIと変わらない」が、鑑定を変えるきっかけになった

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目次
1.「当たるか、外れるか」ではなく
2.18歳から38歳まで、舞台で学んだこと
3.モニター30人の反応が変わった
4.妻への初めての「効く」鑑定
5.あなたの中に、眠っている技能は何か
6.次回は、その「眠っている技能」を、もう一度呼び覚ましてみましょう


前回、セカンドキャリア塾でのモニター鑑定について書いた。

その続きの話です。

・・・

セカンドキャリア塾でのモニター鑑定。

30人の批評の中に、一言だけ。

胸に刺さる言葉があった。

「AIと変わらない」

その夜、私は本屋に向かっていた。

「当たるか、外れるか」ではなく

手に取った本は『21 Ways to Read a Tarot Card』。

著者はメアリー・K・グリア。

タロット研究家にして占い師。40年以上、カードと向き合ってきた人だ。

ページをめくり始めた時。

私は気づいた。

自分の役者人生が、立ち上がったんだ。

メアリーの考え方を要約すると。

タロットは、当たるか外れるかではない。

相談者が動けるかどうかを大事にする。

メアリーはこの読み方を「RITE」と呼んでいる。対話的で、変容を促し、力を引き出すリーディングという意味だ。

読み進めていくと。

何度も出てくる考え方が目に飛び込んできた。

Embodiment(なりきり)。Imagination(絵の中へ)。

カードの中の人物になりきり、絵の中に踏み入って、そこで何が見えるか、何が感じられるかを体験する。その体験を大事にする、という考え方だった。

・・・

それは。

舞台の上で私が40年前に学んだことだった。

18歳から38歳まで、舞台で学んだこと

役者として20年。

私は何をしていたか。

それは「人物になりきること」だった。

舞台上で、誰かの人生を生きる。

その人の身体になり。

姿勢になり。

声になり。

感情になる。

台本の言葉を、その人の言葉として発する。

観客席から見た時、「役者が演じている」ではなく「その人がそこにいる」と思わせる。

そのために。

私が拠り所にしていたのは、メソッド演技という技法だった。

感情の記憶を呼び覚まし。

身体の感覚から、その人物に近づいていく。

そうやって。

それを、私たちは「役に成りきる」と言った。

舞台の中で自分を消し。

その人物と一体化するのだ。

ページをめくりながら。

私は気づいた。

メアリーが言う「Embodiment」(なりきり)と「Imagination」(絵に入る)は。

18歳の時に私が舞台で学んだ技法と。

全く同じだった。

役作りと、タロット読み。

別の世界だと思っていた。

でも。

実は同じ道を歩んでいたんだ。

・・・

40年前に学んだことは、無駄ではなかった。

そこで育てた感覚は。

今ここで、花開くんだ。

モニター30人の反応が変わった

メアリーの技法を取り入れてから。

鑑定書を読んだ人の言葉が変わった。

Before:「参考になりました」「ありがとうございました」

After:「涙が出た」「何度も読み返しています」「お守りにしています」

何が違ったのか。

それは。

「カードの意味を説明する」から。

「カードの中に入って、その人の世界を感じ取る」へ。

その転換だった。

カードの絵に踏み入り。

そこで何が起きているのかを。

自分の身体と五感で感じ取り。

その人が次に踏み出すべき一歩を。

言葉にする。

それは、批評「AIと変わらない」とは真逆だった。

なぜなら。

AIには「絵に入る」ことができないから。

AIに、舞台での役作り経験はないから。

40年前の自分の身体が。

今ここで。

生きていたんだ。

妻への初めての「効く」鑑定

ある日、妻に言われた。

「最近、あなたの鑑定、違う。何か変わった」

「何が?」

「・・・聞いてるのは同じ言葉なのに。その奥が見えるようになった」

その時。

私は初めて。

自分の中で何が起きたのかが。

言葉になった。

メアリーの「絵に入る」という技法を手に入れた時。

それは。

私が役者時代に学んだ「人物になりきる」という技法と。

出会い直した時。

40年の時間が、折り畳まれた。

過去と現在が、一つになった。

あなたの中に、眠っている技能は何か

この記事を読んでいるあなた。

あなたの人生で。

「もう終わった」と思っていることはないだろうか。

「若い頃に学んだけど、今は関係ない」と思っていることはないだろうか。

メアリーの考え方によれば。

答えは、外から与えられるものではない。

もともと、相談者自身の中にある。

読み手の役目は、それを引き出す手伝いをすることだ。

それは。

役者である必要もない。

劇作家である必要もない。

誰の中にも、「人物になりきる」力がある。

「絵に入る」力がある。

それは。

子どもの時に遊びの中で使っていた想像力だ。

恋人と向き合う時に使っていた共感力だ。

物語を読んで、主人公になりきっていた感覚だ。

それらは。

決して失われていない。

ただ。

眠っているだけだ。

次回は、その「眠っている技能」を、もう一度呼び覚ましてみましょう。

メアリーから学んだ「絵に入る」という視点。

その視点が。

どのように私の鑑定を変えたのか。

次の記事では。

その実践術を。

えんたくのやり方で。

詳しく書きます。

あなたの中に、眠っているものを。

もう一度。

起こしてみませんか。

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