同じ『ソードのページ』なのに、鑑定文がまるで別人だった。

同じ『ソードのページ』なのに、鑑定文がまるで別人だった。

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占い
前回、書いた。
メアリーから学んだ「絵に入る」という視点が、私の鑑定をどう変えたか。
次の記事では、その実践術を、私のやり方で、詳しく書きます、と。
約束を、果たします。

■ 実践術を、約束した

鑑定の依頼が届く。
相談内容を読む。
カードを引く。
ここまでは、今も昔も変わらない。
変わったのは、そこから先だった。

■ カードを見て、絵の中へ入るまで

カードを見る。
まず、絵を眺める。
構図、色、そこにいる人物。
次に
相談者になったつもりで、その絵の中に入っていく。
目を閉じる。
・・・
足の裏に、地面の感触がある
風が吹いていれば、肌に当たる
寒いのか、暖かいのか
音は、聞こえるか
静かなのか、賑やかなのか
しばらく、そこにいる。
・・・
やがて、何かが浮かんでくる。
言葉ではなく、まず感覚として
重い、とか
軽い、とか
まぶしい、とか。
その感覚を、言葉にする。
そして最後に
絵の中から出て、相談者の現実に、その言葉を持ち帰る。
これが、私の読み方だ。

■ 四月に書いた鑑定文

先日、この記事を書くために、過去の鑑定文を読み返した。
セカンドキャリア塾のモニター鑑定。
その中に、四月の日付のものが、何件かあった。
ある鑑定書に、ソードのページが出ていた。
その時、私はこう書いていた。
「ソードのページは本来、情報・知らせ・好奇心のカードです。逆位置では、情報が不完全、または伝わっていないことがあるという状態を示します。」
・・・
丁寧に、説明していた。
カードの意味を、正しく、届けようとしていた。
あの頃の私は、あの頃の私なりに、精一杯だった。

■ 五月に書いた鑑定文

読み進めると
五月に書いた鑑定文の中にも、ソードのページがあった。
五月の私は、こう書いていた。
「絵の中に入ると、私は剣を構えて立っていました。若々しい体。風が強く吹いていて、髪が舞う。気温は涼しい。『学びたい』『知りたい』というエネルギーが体の中に満ちている。」

■ 同じカードなのに

二つを並べて
私は、しばらく画面を見ていた。
同じカードだ。
同じ「ソードのページ」。
なのに
まるで、違う人間が書いたようだった。
四月の私は、カードの意味を、言葉で伝えていた。
五月の私は、カードの中に入り、身体で感じたものを、言葉にしていた。
・・・
説明することと
体験することの間には
こんなに距離があったのか。

■ 言葉は、後からついてくる

絵の中に入って、風を感じて、温度を感じて
そこから出てきた言葉は、いつも私を驚かせる。
頭で意味を探して、出した言葉ではないからだ。
体が先に、何かを掴んでいる。
言葉は、後から、それについてくる。
・・・
四月の私も、五月の私も、同じ人間だ。
同じ本気で、カードに向き合っていた。
ただ、絵の中に入るという一つの動作が、その後に出てくる言葉を、大きく変えた。
・・・
まさか、こんなに変わっているとは、思わなかった。
同じカードを、並べてみるまでは

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