鑑定書づくりは「計算」と「読み」を分けて考える

鑑定書づくりは「計算」と「読み」を分けて考える

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占い
鑑定書を 1 通仕上げるのに、どこで時間がかかっていますか。

命式を出す。ホロスコープを描く。九星盤を確認する。それぞれ別のサイトやツールで出した結果を、表に写して、見出しをそろえて、PDF にする。ここまでで、まだ読みの文章は 1 行も書いていません。

鑑定書の手間は、大きく 2 つに分かれます。

1. 計算・作図・体裁(命式表、星の位置、盤、表のレイアウト)

2. 読みの文章(そのお客様の相談に、どう答えるか)

1 は、流派と設定を決めてしまえば、毎回同じ結果になる作業です。たとえば四柱推命なら、23 時台に生まれた人の日柱をどちらの日で取るか、蔵干をどの表で出すか。ここを決めておけば、同じ生年月日からは同じ命式が出ます。

2 は、占い師ごとに違っていい部分です。お客様が料金を払っているのは、主にこちらです。

この 2 つを同じ手順の中で行き来していると、1 の写し間違いを気にしながら 2 を考えることになります。

■ 道具がなくてもできる分け方

・計算結果を写す表の型を、占術ごとに 1 つに決める(毎回同じ位置に同じ項目)
・1 件の鑑定で、まず表をすべて埋めてから、読みの文章に移る
・読みは表を見ながら、最後にまとめて書く

表を先に埋め切ると、読みを書いている途中で計算サイトに戻ることが減ります。

■ 私たちが「文章は書かない」を既定にした理由

私たちは「ZEN DIVINATION STUDIO PRO」という鑑定書作成ソフトを作っています。

最初は、ソフトが鑑定文まで全部書く形を目指していました。ところが、自社で決めた 10 項目の採点基準(各 10 点満点・合格は平均 8 点)で、ソフトが書いた鑑定文を 10 件採点したところ、平均は約 6 点から上がりませんでした。採点は、生成に関わっていない別の AI に任せています。部品になる文をつなぐ作り方では、そのお客様の相談にきちんと答える文章にならなかったのです。

そこで方針を変えました。初期設定は「根拠だけ」という作り方です。計算の表と図、そして読みを書く記入欄だけを作ります。読みの文章は 1 文も自動では入りません。

記入欄が空のままだと、鑑定書を承認できないようにしてあります。書き忘れたまま納品してしまうのを防ぐためです。

■ ソフトがやること

生年月日などを入れると、18 種類の占術を計算します。四柱推命・算命学・西洋占星術・九星気学・紫微斗数・宿曜・数秘術・マヤ暦・タロット・易などです。命式表、人体星図、ホロスコープ、九星盤、紫微斗数の命盤は自動で作図し、表と一緒に PDF の鑑定書にまとめます。

文章はソフトの中のエディターで書きます。書き足し、書き直し、段落や章の並べ替えができ、編集履歴から前の状態に戻すこともできます。一度手で直した文章は、ソフトが自動で書き換えることはありません。

見た目は、書体 7 種類(ゴシック・明朝・丸ゴシック・上品な明朝・ペン字・やわらか丸文字・筆文字)と、デザイン 22 種類から選べます。年配のお客様向けに、全体の文字を大きくすることもできます。

下書きがほしいときは「標準鑑定」に切り替えると、ソフトが下書きの文章も作ります。ただし上に書いたとおり、そのまま納品できる品質ではありません。確認して、自分の言葉に直してから使ってください。

ご自身の API キーを設定して AI に下書きを頼む機能もあります(実際の API での動作は、現在確認中です)。その場合も、AI は占術の計算をしません。

■ 任せる前に 1 件だけ確かめてください

ソフトに計算を任せる前に、ご自身がいつも出している命式やホロスコープと、ソフトの結果を 1 件だけ見比べてください。流派によって、蔵干・十二運・23 時台の日柱の扱いが違うことがあります。23 時台の日柱の扱いは設定で選べますが、蔵干と十二運の流派の切り替えにはまだ対応していません。

ほかにも、次の点にご注意ください。

・占いの的中を保証するものではありません
・紫微斗数の大限・流年は出ません
・Windows 専用です。Mac では動きません

ZEN DIVINATION STUDIO PRO はココナラで販売しています。

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