新月と満月の一枚 | 2026年7月14日 新月 「月」

新月と満月の一枚 | 2026年7月14日 新月 「月」

記事
コラム
現れたカードは、
「18・月(逆位置)」でした。

月のカードは、
不安や迷い、
思い込みや幻想などを
表すことが多いカードです。

それが逆位置になると、

「誤解が解ける」
「真実が見えてくる」

そんな意味で語られることもあります。

でも、
今回このカードを見ていて、
私は少し違うことを感じました。

私たちは、
「見えている」
と思っているものが、
案外たくさんあります。

あの人は、
きっと私を嫌っている。

この仕事は、
もう無理だ。

私には向いていない。

もう終わりだ。

そう思っている時、
本人の中では、

「そう感じる」
ではなく、

「そう見えている」
になっています。

だから、
疑いません。

でも、
それは本当に「見えている」のでしょうか。

相手の気持ちも、
未来も、
まだ起きていない出来事も、

本当は誰にも見えていません。

それでも私たちは、
自分が感じて、
創り出した景色を、
いつの間にか

「それが現実」

として扱い始めます。

月の逆位置は、
光が差し込むカード、
というよりも、

「自分が見ていた景色を疑い始めるカード」

なのかもしれません。

それは「間違っていた」
という話ではありません。

ただ、

「本当にそうなのだろうか?」

そんな小さな揺らぎが生まれる。

その揺らぎが、
今までとは違う景色を
見せてくれることがあります。

新月は、
何かを始める日とも言われます。

でも今回は、
新しい答えを探す日というより、
今まで当たり前だと思っていた見え方を、
一度静かに眺め直す日。

そんな新月に見えます。

「見えていた」と思っていたものが、
本当は何だったのか。

その答えは、
すぐには分からないのかもしれません。

だからこそ、
急いで結論を出さなくてもいい。

今回の新月のカードは、

見え方が揺らぎ始める瞬間を、

静かに照らしているように感じました。

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