何気なくテレビを点けたら、テレビ朝日系列の番組
『朝メシまで。』
と偶然出会いました。
この日は飲食店を経営されている方々のお話を放送していました。
お仕事が終わった後、ようやく朝ご飯を食べるというところにフォーカスした番組のようです。
町の小さな中華屋さんのようなお店でしたが、開店前から行列ができるほどの繁盛店。しかも開店時間は5~6時くらいの早朝です。その時点ですでにたくさんのお客さんが開店を今か今かと待っています。
真夜中に仕込みなどを行い、開店を迎える中華屋さん。
その仕込みも少人数であったり、場合によっては一人で行うなどかなりハードな状況に見受けられました。
開店時間になるとお客さんが一気に入ってきます。
調理も接客も大わらわ。
お店の看板メニューだけでなく、様々な料理が次々と注文されていきます。
驚くのはそのお値段。
地方でも2~2,500円くらいはかかるであろうと思われる『海鮮丼セット』(具だくさんの海鮮丼・お味噌汁・お新香のセット)がなんと1,500円前後。
売上を考えれば粗利率は結構ギリギリに思えます。
また、中華屋さんなのに海鮮丼が出てくるのも面白いですね。
どうやら店主の娘さんの発案らしいです。
「魚市場の近くの店なんだから、海鮮系メニューを出したら?」
というもの。
売上が低迷し、どうしようかと悩んでいた時期に娘から言われたこの一言が今の繁盛店を作り上げたそうです。
家族で協力し合いながら今もお店を続けているとのこと。
温かいエピソードですね。
このお店の店主さんは
◆利益率が低いこと
◆仕込みが大変であること(メニューを減らした方がいいこと)
◆ご高齢であること
などから、営業スタイルをもう少し簡素化してもよいのではという提案もちょくちょく受けるそうです。
しかし、
「お客さんが喜んでくれるのが嬉しい」
「これが自分の生きがい」
だからお店を続けられる。
仕事を頑張れる。
と、少し照れ臭そうに、でも力強く仰っていました。
いい番組に出会ったな…。
しみじみ思いました。
昨今どうしてもマネタイズ・効率化などが声高に聞こえてくる時代です。
不景気であるし、社会情勢が不安定なので多くの人がお金の心配をすることはムリもありません。
私だって先行き不安です。
確かにお金は生きていく上での大切なツール。
それは理解しています。
しかし、今日聞いたこの店主さんの言葉は…。
じーん
と胸に響いたんですよね。
熱く。
そして、とても感銘を受けました。
私はお客様のために仕事ができているだろうか。
自己中心的になっていないかな。
改めて自身を省みるよい機会となりました。