【column】パーソナルカラーの歴史

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美容・ファッション
【パーソナルカラーの歴史】
パーソナルカラーの起源については、諸説あります。
有力な説をご紹介します。

〈1923年〉
アメリカのロバート・ドアが、ブルーアンダートーンとイエローアンダートーンを基本とした調和論を発表しました。
それが、パーソナルカラーの起源のひとつです。

〈1934年〉
アメリカのフェイバー・ビレンが、『カラーコンサルタント』という職業を確立
(企業などが対象の幅広い色のコンサルタント)

〈1960年代〉
アメリカでの政治戦略に政治家がカラーコンサルタントを求める時代になる。
(ケネディ&ニクソンの大統領選でケネディ大統領の勝利によりカラーコンサルタントの需要が広がり出す)

〈1961年〉
スイスの芸術家であり、優れた色彩学者であったヨハネス・イッテンは、著書で、
『色彩はクールとウォームに分類することができる』と説いています。

また、人のカラーリング(肌、髪、目の色等、人間の肉体の持つ色調)とひかれる色の相互関係を自然の四季と関連づけて、統計的に証明しました。
自分の持つ色と似た色を使うことが得意だとも述べています。
(後のパーソナルカラー4分類)

〈1974年〉
アメリカのキャロル・ジャクソンがカラーミービューティフルが設立。
著書『COLOR ME BEAUTIFUL』は世界各国で発売された。

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〈1980年代〉
日本人の佐藤泰子がキャロル・ジャクソンに師事した後、日本でパーソナルカラーを広めた
そのあと、アメリカで学んだ日本人が独自の流派を開発し現在の4分類、8分類、15分類、16分類へと派生していく

〈1990年代〉
日本でパーソナルカラーが認知し始める


パーソナルカラー発祥のきっかけとなった人物、ロバート・ドアは色彩学者ではないです。美術学校の学生時代にペンキ塗りのアルバイトをした時、仲間からきれいに見える色の使い方を学びました!

色を見る職業の方達は、やはりセンスが磨かれているのですね!

今、日本の若者に人気のパーソナルカラー診断ですが、元々は、政治家のための戦略でした。

ビジネスでは、第一に"印象"が大切です。

企業のロゴや、商品のパッケージも、見た人に与える心理的な効果を考えて作られています。

色を使いこなせる人は、自分の印象も操ることができるのです。
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