Web制作やサーバー運用の場面でよく出てくるのが 「FTP接続」 という言葉です。
ざっくり言うと、自分のパソコンとサーバーをつないで、ファイルをやり取りするための接続方法 のことです。
この記事では「FTP接続って何?」「何ができるの?」を初心者向けにわかりやすく解説します。
FTP接続とは?
FTP(File Transfer Protocol) は、ファイルを転送するための仕組み(通信ルール)です。
FTP接続を使うと、次のような操作ができます。
サーバーにファイルをアップロードする(送る)
サーバーからファイルをダウンロードする(取ってくる)
サーバー上のフォルダやファイルを整理する(削除・名前変更など)
つまり ホームページのデータをサーバーに置くための「出入口」 みたいなイメージです。
FTP接続でできること
FTP接続が必要になるのは、たとえばこんな場面です。
Webサイトの公開(アップロード)
HTML / CSS / 画像などのデータをサーバーへアップロードすると、ブラウザから見れるようになります。
サーバーの中身を確認する
「今どんなファイルが置かれているか」「どのフォルダに何があるか」を見れます。
ファイルの差し替え・更新
画像を差し替えたり、CSSを修正したり、Webサイトの更新作業ができます。
PHPなどのプログラムを設置する
PHPのファイルもFTPでアップロードしてサーバー上で動かすことがあります。
FTP接続に必要な情報(ログイン情報)
FTP接続するには、基本的に次の情報が必要です。
ホスト名(サーバー名)
例:s149.coreserver.jp のようなもの
ユーザー名
パスワード
ポート番号
FTPなら 21、SFTPなら 22 が多いです
接続方式(FTP / FTPS / SFTP)
これらはサーバー契約時や、管理画面で発行されたりします。
FTP・FTPS・SFTPの違い
FTPと似た言葉が多くて混乱しがちですが、ここは一度整理するとスッキリします。
FTP(基本のFTP)
昔からある一般的な方式ですが、通信が暗号化されない ことが多いです。
安全性は弱めです。
FTPS(FTPを暗号化したもの)
FTPを SSL/TLSで暗号化 して、安全性を上げたものです。
SFTP(FTPとは別物)
SFTPは SSHという仕組みを使って暗号化通信する方式 です。
最近は「FTP接続」と言っていても、実際はSFTPのことが多いです。
FTPソフトとは?
FTP接続するときは、専用のソフト(FTPクライアント)を使うことが多いです。
代表例としては次のようなものがあります。
FileZilla
Cyberduck(Macでよく使われる)
WinSCP(Windowsで有名)
FTPソフトを使うと、
左側に「自分のパソコン」
右側に「サーバー」
のように表示されて、ドラッグ&ドロップでファイル転送ができます。
FTP接続は危険?注意点はある?
FTP接続は便利ですが、注意点もあります。
重要ファイルを消すとサイトが壊れる
例えば index.html を消すとトップページが表示されなくなることもあります。
削除や上書きは慎重に行いましょう。
直接編集すると戻せないことがある
サーバー上のファイルを直接編集すると、ミスしたときに戻せなくなる場合があります。
作業前にバックアップを取るのが安全です。
FTPのパスワード管理は重要
FTP情報が漏れると、サイトを改ざんされる可能性もあります。
パスワードは強めのものにして、共有する場合も慎重に扱いましょう。
まとめ:FTP接続とは「サーバーへファイルを出し入れする方法」
FTP接続とは、ひとことで言うと
「パソコンとサーバーをつないで、ファイルをアップロード・ダウンロードするための接続方法」
です。
Webサイト制作や運用をしていると必ず出てくるので、最初に理解しておくと後がかなり楽になります。