「オンプレ」とは、オンプレミス(On-Premises)の略で、サーバーやシステムを自社の建物(社内)に設置して運用する形のことです。
クラウドが当たり前になってきた今でも、オンプレは企業の中で根強く使われています。この記事では「オンプレって結局なに?」を初心者にもわかりやすく整理します。
オンプレの具体例
オンプレのイメージはこんな感じです。
・会社の中にサーバー機械が置いてある
・社内ネットワークの中でシステムが動いている
・管理も保守も自社(または委託先)が行う
例えば、会社の勤怠管理システムや会計ソフトなどを、社内のサーバーで動かしている場合はオンプレ運用です。
クラウドとの違い
オンプレとよく比較されるのが「クラウド」です。
クラウドは、インターネット上のサービスを使ってシステムを運用する方法です。
例えば、Google Workspace、AWS、Microsoft 365などが代表例です。
ざっくり言うと…
オンプレ:自社で全部持つ
クラウド:外部のサービスを借りる
この違いを押さえると理解が一気にラクになります。
オンプレのメリット
オンプレには、クラウドにはない良さもあります。
自由度が高い
自社専用に構築できるので、細かいカスタマイズがしやすいです。
セキュリティ管理を自社でコントロールできる
外部にデータを預けることに抵抗がある企業では、オンプレの方が安心とされる場合があります。
ネット環境に依存しにくい
クラウドは基本的にネットが必要ですが、オンプレは社内ネットワークだけで完結する構成も可能です。
オンプレのデメリット
ただしオンプレには大変な点も多いです。
初期費用が高い
サーバー機器、ネットワーク、設置場所などが必要になります。
運用・保守が大変
障害対応、アップデート、バックアップなどを自社で管理する必要があります。
拡張が面倒
ユーザーが増えたり、容量が足りなくなったときに、物理的な増設が必要になる場合があります。
オンプレが向いているケース
オンプレは「古いからダメ」というわけではなく、向いている場面があります。
・自社独自の複雑なシステムを使っている
・外部にデータを出せないルールがある
・止まると致命的なシステムを運用している
・特定の社内環境でしか動かせない事情がある
こういった場合は、クラウドに移行したくても簡単にはできません。
最近は「ハイブリッド型」も増えている
最近はオンプレかクラウドかの二択ではなく、両方を組み合わせるケースも多いです。
・基幹システムはオンプレ
・メールやチャットはクラウド
・データ保存はクラウド、処理はオンプレ
みたいに「使い分け」する形です。
これをハイブリッド構成と呼ぶこともあります。
まとめ:オンプレとは「社内に置いて自分たちで運用する仕組み」
オンプレとは、システムを社内に置いて、自社で管理しながら運用する方法です。
クラウドが普及しても、オンプレが選ばれる理由はあります。
大事なのは「どっちが正解」ではなく、目的に合わせて選ぶことです。
もしIT用語がややこしく感じたら、まずは
オンプレ=自分の家
クラウド=レンタル
くらいのイメージでOKです。