アプリ審査に落ちた。Googleが教えてくれない審査で本当に見られていたもの

アプリ審査に落ちた。Googleが教えてくれない審査で本当に見られていたもの

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IT・テクノロジー
私は今、AIを使いながら、未経験からAndroidアプリを作っています。
作っているのは、スマホ依存を少しでも断ち切るためのアプリです。
普段はAIを使った制作代行をしています。

前の記事の末尾に、こう書いた。

「本申請の結果はまた別の記事で書く」と。

今回がその記事だ。

テスターを12人集めて、14日間テストをすれば、製品版に申請できる。
そういう話のはずだった。

でも、Googleが本当に見ていたのは、そこじゃなかった。

申請するまでにやったこと

前の記事では、Playストア申請までの7つの関門を書いた。

6つ目の「製品版へのアクセス申請」が、最後の壁だ。クローズドテスト(限られた人だけが使えるテスト版の公開)を12人・14日間実施した上で、その内容をGoogleに審査してもらう、という工程である。

テスターを集めたのは、1ヶ月ほど前のことだ。知人に声をかけて回ると、思ったより早く12人が集まってくれた——本当にありがたかった。

そこから14日間、クローズドテスト版を公開し続けた。Play Consoleには製品版申請のための3つの条件が並んでいる。「クローズドテスト版を公開したか」「12人以上にオプトインしてもらったか」「12人以上のテスターで14日間以上テストをしたか」——この3つだ。14日が経ったとき、ようやく全ての条件に✅が入った。これで申請できる——そう確認して、すぐに申請ボタンを押した。7日間後に結果が来るはずだった。

そして月曜日の午後1時4分、審査結果が届いた。

届いたのは、却下だった

メールの件名はこうだった。

Google Play の製品版にアクセスするには、さらにテストを行う必要があります

指摘は2点。

アプリのクローズドテストにテスターが関与しなかった

ユーザーからのフィードバックを収集し、アプリのアップデートを通じて対応するなどの、テストにおけるベストプラクティスを実践しなかった
画像1.png
実際の画面

正直、かなりがっかりした。

でも「テスターが関与しなかった」と言われても、すぐに意味がつかめなかった。12人が登録して、14日間テストを続けた。どこで判断が分かれたのか——ここから、原因を追うことになった。

原因を追って出てきた、3つの仮説

仮説① DAUが足りなかった
ClaudeとGoogleのヘルプドキュメントを調べていくと、製品版の申請審査では「テスターがアプリの機能を実際に使用したか」「実際のユーザーと同様の使い方をしたか」が評価されると書かれていた。

では、Googleはそれをどうやって確認するのか。

Play Consoleの統計情報の中に、DAU(Daily Active Users / 日次アクティブユーザー数)という指標がある。1日にアプリを起動したユーザーの数だ。

テスターは登録してくれた。でも、アプリを日々起動させているかどうかは、また別の話だった。Googleにとって「実際に使ったかどうか」の判断がDAUを通じてなされているとすると、起動していないテスターはその日のカウントに入らない。登録だけでは、使用の証跡にはなっていなかったことになる。

仮説② 実インストール数が足りなかった
オプトインとインストールは、別の操作だ。オプトイン(参加登録)はリンクを踏むだけでもできるが、インストールは実際に端末にアプリを入れる必要がある。

私の場合、オプトインしてくれた人は12人だったが、実際にアプリをインストールして使える状態にあった人は10人だったことが後でわかった。Googleが見ているのが実インストール数だとしたら、私の場合はそもそも10人しかスタートラインに立っていなかったことになる。要件の「12人以上」に、最初から届いていなかったのではないかという話だ。

仮説③ フィードバックがGoogleに見えていなかった
Play Consoleには、フィードバック用のメールアドレスを設定する項目がある。私はそこに自分のアドレスを登録していた。

ただ、テスターの皆さんとは主にLINEでやりとりをしていた。本申請の質問票でも、SNS上のやりとりを許容するような文面があったので、問題ないと思っていた。

でも、ここで一つの疑問が浮かんだ。

「Googleは、なぜわざわざフィードバック用のメールアドレスを設定させるのか?」

おそらくGoogleが「フィードバックが実際にあった」と確認できる状態にするためではないか。メールアドレスへの連絡が届いていることが、フィードバックの証跡として機能しているのではないか。LINEのやりとりはGoogleには見えない。でもメールなら、受信記録として残る——そう考えると、辻褄が合う。あくまでも仮説だが。

また14日間、やり直す

正直に言う。かなり悔しかった。

12人揃えた。チェックリストの条件は全て満たしていたはずだった。7日間、結果を待った。それでも「関与しなかった」と言われた。何が足りなかったのかは、審査が終わるまでわからない仕組みになっている。落ちてから原因を調べる、という順番しかない。

それがこのプロセスで一番しんどかった部分かもしれない。

再申請は8月3日以降の予定だ。今度は違う動き方をする。テスター全員に毎日起動をお願いし、フィードバックはメールアドレスに送ってもらう。14日間のうちに2〜3回アップデートをかける。

3週間後にどうなったかも、また書く。

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