はじめまして、旅猫のワタナベです。
私たち旅猫は、じゃらん・楽天トラベルなどのOTA運用や、
宿泊施設さまの販売促進を支援しています。
「シルバーウィークは満室だったのに、思ったより利益が残らなかった」
「清掃や接客に追われて忙しかったけれど、売上を見ると少し物足りない」
そんな経験はありませんか?
シルバーウィークが明け、10月に入ると秋の行楽シーズンが本格化します。
しかし販売現場では、同時に「年末年始」や「冬の繁忙期」に向けた予約が動き出す重要なタイミングでもあります。
「年末年始は勝手に埋まるから、去年のままで大丈夫」と設定を放置していると、本来得られたはずの利益を取りこぼしてしまうかもしれません。
そこで今回は、利益をしっかり残すための年末年始・冬のOTA販売設計について、10月中に見直しておきたい4つのポイントをお伝えします。
① シルバーウィークの「利益」を振り返る
連休が満室になると、どうしても「稼働率100%」という数字に安心しがちです。
しかし、本当に確認したいのは「どれだけ利益が残ったか」です。
満室になった満足感で終わらせず、以下のポイントを振り返ってみてください。
実際の客単価はいくらだったか
OTAごとの手数料はどれくらいかかったか
クーポンやポイントの負担額は適正だったか
とくに、OTAのセールに合わせてクーポンをたくさん発行した場合、
予約は増えても手元に残る利益が圧迫されていることがあります。
また、現場のオペレーション負担に見合った価格設定だったかどうかも重要です。
「スタッフが足りず、バタバタしてしまった」という場合は、次回の連休に向けて料金を少し上げ、稼働率を8割に抑えても利益が残るような価格設定を検討する余地があります。
② 年末年始のOTA料金と在庫の見直し
10月に入ると、年末年始の予約が一気に動き始めます。
この時期に一番避けたいのが、
「去年の料金設定をそのまま放置しておくこと」です。
年末年始は、どこの宿も需要が高まる絶対的な繁忙期です。
単に「満室にする」ことだけを目標にするのではなく、
「しっかり利益を残す」ための価格設計が求められます。
昨年の実績を振り返り、早々に満室になっていた日は少し高めの料金にする
食材費や人件費などのコストに見合った価格に調整する
キャンセル待ちを見越して、年末年始専用のキャンセルポリシーを設定する
「去年と同じ料金だから」という理由だけで販売を続けると、
大きな機会損失につながります。
予約が本格化する今のうちに、OTAの管理画面を開いて、
年末年始の料金と在庫を総点検しておきましょう。
③ 10月・11月の平日・残室対策
冬の準備を進めつつ、直近の10月・11月の集客も忘れてはいけません。
秋の行楽シーズンや紅葉シーズンは、間際になってからの予約も多く入ります。
直前になって「まだ部屋が空いているから」と、安易に値下げをしたり、
クーポンを乱発したりするのは避けたいところです。
一度下げた価格は元に戻しにくく、宿の価値を下げてしまうことにもつながります。
値下げに頼る前に、まずは見せ方の調整を試してみてください。
プラン名に「直前割」や「秋限定」などのキーワードを入れる
紅葉や秋の味覚が伝わる写真を、プランの目立つ場所に配置する
ターゲットを絞り、「夫婦でゆったり過ごす秋旅」など具体的な提案をする
直前予約を探しているお客様は、「どこに行こうか」と迷っていることが多いものです。
宿の魅力がパッと伝わる写真やタイトルにするだけで、
値下げをしなくても予約につながる確率は高まります。
④ 冬の繁忙期に向けた宿泊プランの再整理
12月から2月にかけての冬の繁忙期に向けて、宿泊プランの整理も進めましょう。
温泉の温かさや、カニ・鍋などの冬の味覚は、この時期ならではの大きな武器になります。
ただし、プランを無駄に増やしすぎるのはおすすめしません。
「あれもこれも」とプランがたくさん並んでいると、
お客様はどれを選べばいいか迷ってしまい、離脱の原因になります。
新しいプランを作る前に、
まずは既存プランのブラッシュアップを検討してみてください。
プラン名で「温泉」や「冬の味覚」をしっかりアピールできているか
説明文に、料理のお品書きや温泉の効能など、お客様が知りたい情報が入っているか
冬らしさが伝わる魅力的な写真が設定されているか
既存のプランを整理し、予約への導線をシンプルに整えることで、
お客様にとっても選びやすく、宿側にとっても管理しやすい画面になります。
日々の業務に追われる宿泊施設さまへ
今回は、年末年始・冬の繁忙期に向けたOTA販売の見直しについてお伝えしました。
稼働率だけでなく「利益」を振り返る
年末年始の料金設定を放置しない
秋の間際予約は値下げよりも見せ方で勝負
冬に向けて既存プランを整理する
これらのポイントを10月のうちに確認しておくだけで、
冬の売上と残る利益は大きく変わってきます。
ただ、
「頭ではわかっているけれど、日々の運営で精一杯…」
「管理画面をじっくり触る時間が取れない」
という宿泊施設さまも多いのではないでしょうか。
現場の接客や清掃に追われながら、
先の販売設定まで完璧にこなすのは本当に大変なことだと思います。
旅猫では、じゃらん・楽天トラベルなどのOTA管理画面操作から、
プラン作成、販売内容の見直しまで、日々のOTA運用をお手伝いしています。
季節ごとにプランを見直す時間がない、年末年始の料金設定に迷っている、
どこから改善すればよいかわからないという宿泊施設さまは、お気軽にご相談ください。
現場の状況に寄り添いながら、利益をしっかり残すための販売づくりをサポートいたします。
旅猫ワタナベ(=^x^=)