はじめまして、旅猫のワタナベです。
私たち旅猫は、OTA(じゃらん・楽天など)運用の代行や、
宿泊施設さまの集客支援を行っています。
旅行者の宿探しは、少しずつ変わってきています。
これまでは、じゃらんや楽天トラベル、Booking.comなどのOTAでエリアや日付を入れて検索し、料金や写真、クチコミを比較して宿を選ぶ流れが一般的でした。
もちろん、今でもOTAは宿泊施設にとってとても重要な販売チャネルです。
ただ最近は、Google検索やGeminiなどの生成AIチャットを使って、
「子連れで泊まりやすい温泉宿」
「駅から近くて、夜ごはんに困らないホテル」
「静かに過ごせる小さな宿」
のように、会話に近い形で宿を探す人も増えています。
つまり、これからの宿泊集客では、OTAページを整えるだけでなく、
ネット上にある宿の情報全体を整えておくことが大切になってきます。
1.AI検索では“条件”より“過ごし方”で探される
これまでの宿探しでは、「エリア」「宿泊日」「人数」「料金」などの条件で絞り込むことが多くありました。
しかし、AI検索ではもう少しやわらかい言葉で探されることがあります。
たとえば、
「祖父母と一緒に行きやすい宿」
「雨の日でも館内で楽しめるホテル」
「女子旅で写真を撮りたくなる温泉宿」
「車なしでも行きやすい観光地の宿」
といった検索です。
このような探し方では、単に設備があるかどうかだけでなく、
その宿でどのように過ごせるのかが見られやすくなります。
「大浴場あり」「駐車場あり」「素泊まり可」といった情報も大切ですが、
それだけでは宿の魅力が十分に伝わらない場合があります。
たとえば、同じ素泊まり宿でも、
「温泉街の飲食店を自由に楽しめる」
「チェックイン後は外食や散策に出やすい」
「観光中心の旅行に使いやすい」
と書かれていると、旅行者は滞在イメージを持ちやすくなります。
これからは、設備情報に加えて「どんな人に、どんな過ごし方でおすすめなのか」を言葉にしておくことが大切です。
2.OTA・公式サイト・SNSの情報がズレていないか
AI検索時代に見直したいのが、ネット上に出ている宿情報の整合性です。
OTAのプラン文では「ファミリー歓迎」と書いているのに、公式サイトでは子ども向け情報がほとんどない。Instagramではおしゃれな写真を載せているけれど、OTAの写真は古いまま。Googleマップの情報では駐車場ありになっているけれど、実際は台数制限がある。
こうした情報のズレは、お客様の不安につながります。
AI検索がどの情報を参考にするかは、宿泊施設側で完全にコントロールできるものではありません。だからこそ、まずは自施設が発信している情報をそろえておくことが大切です。
特に見直したいのは、次のような項目です。
・客室タイプ
・食事の有無
・駐車場の条件
・チェックイン、チェックアウト時間
・子どもやペットの受け入れ可否
・大浴場、温泉、貸切風呂の利用方法
・周辺飲食店や観光地へのアクセス
・キャンセル規定や別途費用
これらはOTAだけでなく、公式サイト、Googleビジネスプロフィール、
SNS、クチコミ返信などでも一貫していると安心です。
情報がバラバラだと、せっかく興味を持ってもらっても、
予約前に離脱される可能性があります。
3.宿の強みは、ひとことで伝わる状態にする
AI検索に限らず、これからの宿泊集客で大切なのは、
自施設の強みを分かりやすく言語化することです。
「いろいろ魅力はあるけれど、何を一番伝えればよいかわからない」という宿泊施設さまは少なくありません。
ただ、旅行者は短い時間で多くの宿を比較しています。
そのため、強みがぼんやりしていると、価格や立地だけで判断されやすくなります。
たとえば、
「USJまで徒歩圏内の素泊まり宿」
「ペットと泊まれる一棟貸しヴィラ」
「出張にも観光にも使いやすい駅近ホテル」
「家族旅行に便利な大浴場付き宿」
のように、誰に向けた宿なのかが分かる言葉を持っておくと、
OTAページやSNS投稿にも活かしやすくなります。
ここで大切なのは、無理に大きく見せようとしないことです。
高級旅館ではないのに高級感ばかりを打ち出したり、静かに過ごす宿なのににぎやかなレジャー感を出しすぎたりすると、宿の実態とお客様の期待がズレてしまいます。
宿の良さは、必ずしも派手な設備だけではありません。
駅から近い、飲食店が多い、チェックインが分かりやすい、清潔感がある、
スタッフの対応が丁寧、温泉に入りやすい、連泊しやすい。
こうした日常的な強みも、旅行者にとっては十分な選ぶ理由になります。
4.AI時代でも大切なのは、お客様に分かりやすい情報発信
AI検索という言葉を聞くと、
特別な対策をしなければいけないように感じるかもしれません。
しかし、宿泊施設がまず取り組みたいことは、とても基本的です。
古い情報を直す。
写真を今の状態に近づける。
プラン名や紹介文を分かりやすくする。
クチコミ返信で宿の姿勢を伝える。
公式サイト、OTA、SNSの内容をそろえる。
こうした積み重ねが、結果的にAI時代の情報発信にもつながっていきます。
OTAは今後も大切な販売チャネルです。
ただし、「OTAに掲載しているから大丈夫」ではなく、旅行者がどこで宿を知っても、同じ魅力が伝わる状態にしておくことが重要です。
これからの宿泊集客は、ただ販売するだけではなく、宿の情報をどう整理し、どの場所でどう伝えるかが問われていきます。
旅猫では、じゃらん・楽天トラベルなどのOTA管理画面操作や、プラン文・施設紹介文の見直し、SNS投稿文やクチコミ返信文の作成もお手伝いしています。
OTAページだけでなく、ネット上の宿情報を整えたい、宿の強みを言葉にしたい、どこから見直せばよいかわからないという宿泊施設さまは、お気軽にご相談ください。
旅猫スタッフ一同、皆様のご成功を心より応援しております。
興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!
旅猫ワタナベ(=^x^=)
(参考資料:Google公式ブログ、OpenAI公式事例、宿泊施設のAI検索に関する研究資料等)