人間関係の優先順位

記事
占い
ゴールデンウィークに実家へ帰省しましたが、今回も有意義に家族と過ごしてきました。
私は最近長期休みや連休の時には極力実家へ帰省するようにしています。
親が歳を取っていく事や自分自身も歳を重ねるごとに、一緒に過ごす時間がどんどん短くなる事への不安を覚え、極力会える時に会うことを心掛けるようになりました。
今までは休みがあれば推し活の遠征へ出かけたり、自分の趣味に没頭する時間に宛てていましたが、今は家族との時間を大切にしたいという気持ちに置き換わっています。
私が推し活を離れたのは、もしかするとそういった考えを大切にするように導かれたと感じます。
お互い元気なうちに楽しく過ごす時間はいつまでも続くものでは無いのだと思うと、やはり今出来ることはしなければという気持ちになりました。
小さい頃から病気や怪我で入院や手術等があったり、学校になかなか行けない期間があって両親には相当苦労をかけたと思います。
私の中では今の自分になるまでに支えてくれた家族の存在はとても大きいもので、共に過ごす時間が減った今はそれを一番に考えるようになりました。

恐らく人それぞれ自分にとって大切な存在が居ると思います。
それが辛い時を支えてくれた友人の存在であったり、恩師の存在であったり、推しの存在であったり、自分の時間を一番捧げたい人物は違ってくるでしょう。
自分自身にも相手にもそれぞれタイムリミットがあり、お互い健康体で楽しく会える日々がどこまで続くかは分かりません。
ふとした瞬間にそういった事を考えると、人間関係の優先順位が変わる事があります。
それぞれの思う大切な人や大切な人との時間が足りていない時、目に見えない存在が気付きや試練を与えてそれを気付かせようとする事も起きます。
それに気付いて修正できれば滞りない現実を生きることが出来ますが、気付かず過ごしていると上手くいかない事が続いたり停滞したまま先へ進めなくなるといった事が起こりやすいのかもしれません。

よく転機について話す人で「久しぶりに友人に会ったら考え方が変わって運気が好転した」「ある人に会ってから生活が変わった」と言う人がいらっしゃいますが、それもその人を良い方向へ導く為のキーパーソンに回り逢わせるための何かきっかけが与えられたのだと思います。
会わなきゃいけない人が居る場合は特に何かきっかけを与えられる事があるので、現実が上手くいっていないと感じた場合は今関わる周りの人だけではなく、今まで関わってきた中の大切に思える人を思い浮かべてみると何か気付きやヒントを与えられるかもしれません。

反対に今関わりを持つ人から離れることが自分の人生のターニングポイントになる事もあります。
会うことに慣れすぎていたり生活の一部になると気づきにくいかもしれませんが、何かしら波長が合わなかったり自分を良い方向へは導いていないと感じる相手に対しては、依存する気持ちを手放す事が大切です。
身近な存在は時に共依存となっていて、搾取される側になっていても気づかない事があります。
お互いが見返りを求めない関係なら良いのですが、自分だけがそう感じていて気付かぬうちに搾取される側になっているという場合も少なくありません。
中には自分自身が搾取する側になっている事もあり、そういった場合は相手へ依存して自分の成長を止めたまま居心地の良さを覚えてしまっていることが考えられます。
いずれにしても人間関係には程よい距離感と、お互いが自立した考えを持っていなければバランスが崩れてしまうので、今関わっている人間関係の中に違和感や不誠実さを覚えた場合は距離を置いてみる事も大切です。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す