～キャリコン面接試験のヒント～ 相談者の言葉を「あいまい」に捉える

ライフ＆キャリアサポーター◎アツシです！

久しぶりのブログ投稿です…。

本題に入る前に…

最近、あだち充先生の漫画にハマっております。

「H2」を5周読んで…、「クロスゲーム」を1週目読み終わったところでして…どちらも本当に読んで良かった！

以前も読んだことがあったのですが、年齢を重ねて読むと…また違った視点で

登場人物の心情を読み解くことができます。

そして、涙無くしては見れない本当に良い漫画なんですよね。自分が年齢を重ねて深く読めることができるようになったからなのか。。

心情をその人自身が語らず、表情や人伝いで状況を理解できるようになっているのがあだち先生の漫画の醍醐味で。

小説を読むかのように、状況を思い浮かべ、気持ちを理解することが必要なんですよね。

そして今の世の中便利なのが…ネット検索すると考察を書いていらっしゃる方も多く、自分とは異なる見方や考え方を見ると、また読みたくなってしまう！とのサイクルにハマっております。（笑）

さて、その漫画を見ながらそういえば…と思い出したので

ひとつキャリコン面接試験のヒントをお伝えしたいなと思います！

（なぜ漫画からこの話なのかは最後に）

それは…相談者の言葉を「あいまい」に捉えるです。

一旦、来談目的を確認する下の逐語を読んで下さい。

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CC：本日はどうされましたか？

CL：結婚して10年で子供が出来なくて専業主婦なんですが、これからは仕事をしてみたいなと思って相談にきました。ただ、どんな仕事で何をしてよいか分からないので。

CC：かしこまりました。それでは、どんな仕事が良いか一緒に考えてみましょう。どんな仕事が良いか何かイメージがありますか？

CL：えっと、以前に接客業を…

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この後の展開どうなったかと申し上げますと…

CCは仕事をしたいと思っているCLに対して、どんな仕事が良いのかの価値観に迫っていきましたが、堂々巡りで一向に話が深まらず。CLの表情は曇る一方でした…。

CLの言葉を信じて、一生懸命聞いたのに、無力感を感じておりました。

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これは私がキャリコン試験を辞めようと思った程のショックを受けたロープレです。今となっては…とも思いますがこの経験が何かの役に立てばと思いブログで解説をしたいと思います。

まず原因です。

これはCCである私がどんな仕事が良いのかを相談にきたと捉えて、《どんな仕事が良いのかの価値観を聞き明らかにすること！》がCLにとって良いことと断定して捉えてしましったことです。

ですので、「かしこまりました」と言って、CLの気持ちをあたかも理解したかのように話を進めてしまっております。

しかしながら、ここに落とし穴があったのです。

この時にフィードバックを貰ったのが、

「CLの言葉をあいまいに捉える。白黒はっきりつけることなく聴くこと。」です。先生は灰色のイメージで聴くと仰っていました。

相談者は、「仕事をしたい」と言っておりますが、本当に仕事をしたいのかはCLに聞いてみないと分からないですし、話を聴いた上でやはり仕事の話になるかもしれません。

この時一番良くなかったのは、《CC役の私が一方的に仕事の価値観を聞くことを優先し、問題の解決を図ろうとしてCLが自由に語ることが出来なかったことです。》

だからこそ、《CLの言葉を断定せず、焦らず、じっくりと話を聴くこと》が重要であります。

いかがでしょうか。堂々巡りとなってしまいロープレがうまくいかない…

そのようなときは、あなたがCLの言葉から一方的に理解していないか？振り返って頂くと良いかなと思っております。

話を聴くことは本当に難しいです。ただ、失敗した経験も前向きに捉えて積み重ねることで試験合格に近づいてきます。

つらいこと、うまくいかないこと、納得いかないこと、多々思うことがあると思いますが、どんな経験でも意味があり、土台となり積み重なっていきます。

どうか自分を信じてキャリコン試験に臨んで頂きたいと願っております。

もしキャリコン試験でロープレがうまくいかない、何を対策したら良いか分からない…そんなお悩みがありましたら、メッセージ頂ければと思います。

気軽に相談できるサービスも出品中です！

ということで、ここからはおまけで

なぜ漫画からこのブログを書こうかと思ったかと言いますと…

あだち先生の登場人物の言葉を自分自身の解釈をして捉えると、読者がミスリードしてしまうところがあることです。

その界隈で有名なのは…「H2」33巻の主人公が親友手に対して言った言葉、

「知ってるか？おれは○○○の事が大好きなんだぜ」

この言葉は主人公が意図していることと、親友が捉えたことは違うことなんですよね。（最後に親友は「おれは何も分かっていなかったのか」と意図違いであることに気づく）

あまり書いてしまうとネタバレにも繋がるのでこの辺りに留めますが、言葉の捉え方一つで解釈が全く異なることがあること。これは、今後も心にとめておきたいと思います。

さて、次は「MIX」読もうかな！あだち充先生漫画で語りたい方…いらっしゃいましたらお気軽にメッセージください！！