「ちゃんとやろう」で、受け取れなくなる言葉

記事
コラム
こんにちは、目標達成コーチ®yokoです。

このブログでは、
「このままでいいのかな…」と立ち止まるとき、
思い込みや“ちゃんと”をほどきながら、
自分らしい生き方を見つけるヒントをお届けしています。

今回は、
「ちゃんとやろう」とするほど、
相手の言葉を受け取る余裕がなくなること
についてお話しします。

誰かの話を聞いているのに、
頭の中では、
次に自分が何を言うかを考えている。

そんなことはありませんか。

相手の言葉は聞こえている。

でも、その言葉から
気持ちや話の背景を受け取るところまでは
できていない。

先日、朗読のリハーサルで、
私はそんな自分に気づきました。

■リハーサルで気づいたこと

いま私は、
9月に行われる朗読公演会に向けて、
練習をしています。

私にとっては
朗読レッスンを受け始めてから、
初めての大きな舞台です。

先日、
出演者が集まり、
演目の読み合わせをしました。

立ち位置を確認し、
マイクの前に立ち、
音楽が流れ始める。

その瞬間、
私の頭の中は、
自分のことでいっぱいになっていました。

声の出し方
間の取り方
表情
動き
視線

これまで注意されてきたことを、
ひとつも落とさないようにしよう。

そう思うほど、
一緒に演じる方に意識を向ける余裕が
なくなっていました。

■聞こえているのに、受け取れていない

一緒に演じる方の朗読は、
耳には入っている。

でも、
次の自分のセリフに気を取られてしまい、

相手の言葉から情景を思い浮かべる。
相手の感情を受け取る。
その言葉を受けて、自分の言葉を出す。

そこまで意識を向ける余裕がなかったのです。

聞こえている。
でも、受け取れていない。

これは朗読だけの話ではないと思いました。

たとえば、
誰かと話しているとき。

相手の話を聞いているつもりでも、
頭の中では、
次に自分が何を言うかを考えている。
うまく返さなければ。
変なことを言わないようにしなければ。
ちゃんとした答えを出さなければ。

そう思っているうちに、
相手の言葉は聞こえているのに、
その奥にある気持ちを
受け取れなくなってしまうのです。

■受け取る余白をつくる

今回の読み合わせで気づいたのは、
もっと上手に読まなければ、
ということだけではありません。

相手の言葉や、
その場にいる方たちの存在を感じる余白を、
自分の中につくりたい。

そう感じました。

朗読はひとりで完成するものではありません。

一緒に演じる方の声を聞き、
その言葉から情景や感情を受け取る。

そして、
聞いてくださる方がいるからこそ、
その言葉は「届けるもの」になります。

同じ言葉でも、
聞いてくださる方の反応を感じながら読むことで、
伝わり方は変わっていくのだと思います。

朗読の中で感じたこのことは、
日々の会話の中にも通じることです。

うまく返そうとすることを、
少しだけ手放してみる。

相手の声を聞く。
言葉の奥にある気持ちを受け取る。
相手の様子に意識を向ける。

それだけで、
自分の内側に向いていた意識が、
少し外へ開いていくことがあります。

朗読の練習を通して、
私はそんなことを学びました。

■まとめ

聞こえていることと、
受け取れていることは、
同じではありません。

私は今回のリハーサルで、
相手の朗読は耳に入っているのに、
その言葉から情景や感情を
受け取る余裕がなくなっていた自分に気づきました。

「ちゃんとやろう」
「間違えないようにしよう」
「うまく返さなければ」

その思いが強くなるほど、
意識は自分の内側に向きやすくなります。

うまく返そうとすることを、
少しだけ手放してみる。

少し余白が生まれるだけで、
聞こえていた言葉の奥にある
気持ちや相手の様子に
気づけることがあります。

あなたは最近、
聞いているつもりで、
受け取れていなかった言葉はありませんか。


今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

また次回、水曜日にお会いしましょう。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す