FOMC通過後はドルロング解消が焦点、今夜はPCEデフレーターに注目【7月30日相場解説】

FOMC通過後はドルロング解消が焦点、今夜はPCEデフレーターに注目【7月30日相場解説】

記事
マネー・副業


おはようございます。

昨日のマーケットを振り返りながら、本日の注目ポイントを整理していきます。

米国株は大幅下落


昨日の米国株式市場は全面安となりました。

S&P500:-112ポイント
NASDAQ:-433ポイント

FOMCを通過したことや利益確定売りが重なり、大きく下落しています。

為替市場ではドル安の動きとなりました。

FOMCは政策金利据え置き


今回のFOMCでは市場予想通り政策金利は据え置きとなりました。

ただし今回は、

3名のメンバーが利上げを支持

という結果となり、市場の注目を集めました。

しかし市場は、

「9月利上げの可能性はやや低下」

と判断し、発表直後はドル売りで反応しています。

現在は

ドル円:163円前半
ユーロドル:1.14後半

で推移しています。

中東情勢悪化で原油価格上昇


一方でドルを支えている材料もあります。

中東情勢が再び悪化したことで

WTI原油は84ドル台まで上昇。

エネルギー価格の上昇は米国のインフレ再燃につながるため、

ドル買い要因として意識されています。

つまり現在は

FOMC後のドル売り
原油高によるドル買い

この二つの材料が綱引き状態となっています。

8月はドルロング解消に注意


8月はFOMCが開催されません。

次回FOMCは

9月15〜16日

となっています。

そのため市場のテーマは

「米インフレ指標」

へ移ります。

また毎年この時期は夏季休暇前ということもあり、

積み上がっていたドル買いポジション(ドルロング)の利益確定が入りやすい時期でもあります。

ファンダメンタルズ自体は

米国が強い
日本円が弱い
ユーロも弱い

という構図は変わっていません。

しかし、

ポジション調整による一時的なドル安

には注意が必要でしょう。

ドル円テクニカル分析


ドル円は依然として上昇トレンドを維持しています。

現在注目しているのは

日足25日移動平均線

本日時点では

162.67円付近

となっています。

このラインを維持できるかが短期的な重要ポイントです。

ここを割り込まない限り、

上昇トレンド継続との見方は維持されます。

ユーロドルは転換点へ


ユーロドルは25日移動平均線を上抜けました。

次のターゲットは

1.1500

です。

現在は

1.1482付近

で推移しています。

1.15を明確に突破できれば、

これまで続いてきた下落トレンド終了の可能性が高まります。

本日の注目イベント


本日最大の注目材料は

21:30発表

米6月PCEデフレーター

FRBが最も重視しているインフレ指標であり、

9月FOMCへの期待が大きく変化する可能性があります。

数値次第では

ドル急騰
ドル急落

どちらも十分考えられるため注意が必要です。

国内では消費税減税の発表にも注目


国内では

消費税減税に関する方針

が近く公表されるとの報道もあり、

こちらも市場が反応する可能性があります。

政策内容次第では、

日本株や円相場にも影響を与えるかもしれません。

日銀金融政策決定会合も開始


本日から日銀金融政策決定会合が始まります。

前回利上げを実施したばかりであることから、

今回も連続利上げを実施する可能性はかなり低いと考えています。

仮に追加利上げとなれば市場には大きなサプライズですが、

現時点ではその可能性は限定的でしょう。

市場は声明や植田総裁の発言から、

今後の金融政策スタンスを探る展開となりそうです。

まとめ


現在の相場は

FOMC後のドル売り
中東情勢による原油高
夏季休暇前のドルロング解消
今夜のPCEデフレーター
日銀金融政策決定会合

と、多くの材料が交錯しています。

特に今週から来週にかけては、積み上がったドルロングがどの程度解消されるのかが重要なテーマになりそうです。

本日もリスク管理を徹底しながら、落ち着いてトレードしていきましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す