【獣医直伝】動物病院の使い方

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こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。都内で獣医師をしておりますライラックと申します。

現在、動物病院に勤務しており、獣医師の立場として伝えたいことをブログという形式で書かせていただきます。

突然ですがみなさん、動物病院にいつ訪れますか?
一番多いのはペットが病気になったら。これが最も多い理由だと思います。
次に多いのはワクチンやフィラリアなどの予防。特に春先はフィラリアシーズンですね。
そしてそれらのついでなどで爪切りなどのお手入れ。これかと思います。

以上に挙げた理由以外で僕がお勧めしたい動物病院の使い方は、ずばり

健診 です。

検診ではなく、健診です。

検診は、何か目的をもって検査をすることです。例えば以前血液検査で高かった項目の再測定などです。
健診は、人間でいうドック健診といった、総合的な健康診断になります。

特に大きな異常がなくても、動物病院を利用していただきたいです。
ここが僕たち人間が病院に行くのと感覚が違うところで、もちろん人間では健康な人が病院に行くケースはめったにありません。

ですが、ペットは不調をうまく伝えられず、気づいたらぐったりしていたなんてこともあります。
それを最大限予防するために健診で利用していただきたいです。
その際に些細なことでも獣医師に相談してみてください。

ですが、現実問題として、健診で気軽に行ける動物病院が近くにあるか。という部分が課題になってきます。都会なら動物病院の選択肢が多いですが、田舎ではそうともいきません。
また、ちょっと相談しただけなのに、色々検査をされてお金がかかってしまった。なんてこともあります。

犬猫はまだしも、ウサギやハムスターなど小動物を診てくれる動物病院もまだまだ多くありません。特にこういった小動物はお手入れなどで訪れる機会も少なく、ギリギリまで体調不良を見せないといった側面もあります。

そして何より大切なのが問診になります。ペットが自分で喋れない分、飼い主さんからできるだけ情報を得ることによって僕たちの判断材料になります。
ただ中には話しにくかったり、あまり話を聞いてくれない獣医師もいます。

どうしても人間同士なので相性などもあるかと思います。

そういった状況を少しでも改善出来たらと思い、相談サービスを始めました。

もちろん、オンライン診療のような形ではないので、提供できる情報は限られてしまいますが、些細な疑問や不安、セカンドオピニオンなども受け付けます。動物種は犬猫に加え、小動物も対応いたします(詳細はページをご覧ください)。

文字通り、なんでもかまいません。お待ちしております。






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