妊活のすすめ

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 職業は助産師ということで妊娠・出産が奇跡の一幕であるとは学び、経験してきました。なのに、「私も結婚したら、そのうち赤ちゃんできるかな♪」そんな楽観的な新婚生活でした。
 私が不妊症、いや不妊はカップルの病気ですので、私たちが夫婦が不妊だなんて、あの頃は思ってもいませんでした。
 不妊治療の末、結婚5年目にして待望の女の子を授かりました。彼女は先日5歳を迎えました。彼女のお友達には弟や妹がいるので、時々、「お母さん、妹が欲しいね」と話します。
 心にぐさりと刺さります。なぜなら、私たちも2人目を強く望んでいるけど授からないからです。2人目を希望し、4年間不妊治療をしていますが、まだその子には出会えていません。その間に、自分は、どんどん年齢を重ねていきます。妊娠の確率、出生の確率も下り坂の年齢に差し掛かってきました。

 もっと、もっと早く不妊治療を始めておけばよかった。切実に思います。「まさか私が不妊症だなんて思わなかった」あの時は本当に思っていませんでした。
 近年は、ブライダルチェックなど諸検査を受けられる女性も増えていますが、「私は不妊かもしれない」と思っている女性は多くないと思います。
 また、子を産むのは女性ですが、男性の不妊も増加傾向にあります。不妊はカップルの病気です。赤ちゃんが欲しいのは、カップル2人の希望であるはずです。「そろそろ赤ちゃん欲しいね」など家族計画について日ごろから話し合える関係でありたいですね。そして、中々、授からない場合は是非2人で受診をお勧めします。

 女性が妊娠・出産できる期間は限られています。「もっと早く不妊治療を始めておけばよかった」と実感しながら、長きに渡る不妊治療街道を今もなお、右往左往進んでいる助産師からのお勧めです。
 赤ちゃん欲しいと思ってから、しばらくしても授からない場合は、是非病院、クリニックの受診をお勧めします。


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