「今のスキルのままで、来年も戦えるだろうか?」 「新しい技術が出たのに、まだ触れていないなんて気持ち悪い……」
もしあなたが、ふとした瞬間にこんな焦りや、あるいは新しい知識に対する抗いがたい興奮を覚えるなら、あなたの中には「最強のアップデート装置」が搭載されているかもしれません。
こんにちは、Gallup認定ストレングスコーチの梶です。
今回は、ストレングス・ファインダー(クリフトンストレングス)の資質の中でも、特に成長へのドライブ感が強い組み合わせ、「最上志向 × 学習欲」について深掘りしていきます。
エンジニア、クリエイター、専門職の方に多く見られるこの組み合わせ。実はこれ、変化の激しい現代社会において、「替えのきかない人材」になるための黄金チケットなのです。
なぜあなたが「平均点」では満足できないのか。なぜ常に「最新」を追い求めてしまうのか。その謎を解き明かし、あなたの才能をキャリアの武器に変える方法をお話しします。
「優秀」であり続けたい、終わりのない旅
まず、この2つの資質が、あなたの中でどう会話しているかを見てみましょう。
「学習欲」は、学ぶプロセスそのものを愛する資質です。「知らないことがある」というのは、学習欲さんにとって恥ではなくご褒美。「へぇ、そうなんだ!」「もっと知りたい!」と、新しい情報に対して常に脳のアンテナが立っています。
一方、「最上志向」は、優秀性へのこだわりです。「平均的ならやる意味がない」「やるなら最高を目指したい」と考えます。マイナスをゼロに戻すことにはあまり興味がなく、「良いものを、さらに素晴らしいものへ(Good to Great)」磨き上げることに情熱を燃やします。
この2つが手を組むと、どうなるか。
学習欲が「ねえねえ、こんな新しい技術が出たよ!面白そう!」と素材を拾ってきます。 すると最上志向が「よし、それを誰よりも深く理解して、圧倒的なクオリティで使いこなせるようになろう。中途半端な理解じゃダメだ、プロとして恥ずかしくないレベルまで高めよう」と命令を下すのです。
つまり、あなたは「ただ知っている」だけでは許せない、「卓越したレベルで知っている」状態を目指す人なのです。
「超・専門家」としての勝ちパターン
この資質の組み合わせを持つ人が最も輝くフィールド。それは間違いなく「エンジニア・クリエイター・専門職」の世界です。特に、技術革新のスピードが速い業界であればあるほど、あなたの独壇場になります。
なぜなら、世の中の多くの人は変化を嫌うからです。「せっかく覚えたのに、また新しいツール? 面倒くさいな」と思うのが普通です。
でも、あなたは違いますよね? 「今のやり方はもう古い」と自ら脱皮し続けられる。むしろ、古いやり方に固執することに恐怖すら感じるかもしれません。
これがビジネスにおいて、とてつもない強みになります。
情報のキャッチアップ(学習欲): 誰よりも早くトレンドを掴む。
スキルの研鑽(最上志向): それを実務レベル、いや「芸術」の域まで高める。
高単価なアウトプット: 希少性が高く、品質も高いため、自然と市場価値が上がる。
このサイクルを、努力感なく(あるいは、苦しくても楽しく)回せるのがあなたの才能です。あなたは、いわば「スキルをアップデートし続ける、歩くR&D(研究開発)センター」なのです。
その「こだわり」は、わがままではない
一方で、この資質を持つ方が陥りやすい悩みもあります。 「周りが意識低く見えてイライラする」「いつまでも満足できず、自分が未熟に思える」といった感覚です。
最上志向が高すぎると、自分にも他人にも求める基準が青天井になりがちです。「もっとできるはず」「これじゃまだ出せない」と、インプットばかりしてアウトプットが止まる「完璧主義の沼」にはまってしまうことも。
でも、安心してください。それはあなたが「わがまま」だからではなく、「プロ意識の塊」だからです。
ここで大切なのは、「自分の基準は、世間の平均よりも遥かに高い」と自覚することです。あなたが「60点くらいの出来だな……」と落ち込んでいるものは、周りから見ればすでに「120点の素晴らしい成果物」であるケースがほとんどです。
学びを「換金」する意識を持とう
あなたにとって「学び」は呼吸と同じくらい自然なことですが、ビジネスの現場では、その呼吸の仕方を少しだけ工夫してみましょう。
「マニアック」を隠さない あなたが息をするように調べているその知識、実は喉から手が出るほど欲しがっているクライアントがいます。「こんなこと知ってて当たり前」と思わず、専門知識を惜しみなく発信してください。それが信頼と高単価の仕事を引き寄せます。
「未完成」でも出す勇気 最上志向は完成度を求めますが、ITやWebの世界では「ベータ版」を出して、フィードバックを得ながら磨き上げることこそが「最上のプロセス」だったりします。「改善の余地がある=まだ磨ける楽しみがある」と捉え直してみましょう。
環境を選ぶ これが最も重要です。「そこそこでいいよ」という環境は、あなたを腐らせます。あなたの「もっと良くしたい!」という情熱が「面倒な人」と扱われてしまうからです。逆に、高い基準が求められる環境や、プロフェッショナルが集まるコミュニティに身を置けば、あなたは水を得た魚のように躍動するはずです。
あなたは、常に“最新・最強”であれ
「最上志向 × 学習欲」を持つあなたへ。
あなたのその「もっと知りたい」「もっと高めたい」という渇望は、決して満たされることのない呪いではありません。それは、あなたをより高い場所へ連れて行ってくれる強力なエンジンです。
世の中の技術や常識がどれだけ変わろうとも、それを楽しみ、自分の糧にして、最高品質のアウトプットに変えていけるあなたなら、どんな時代でも生き抜いていけます。
どうか、その貪欲さを抑え込まないでください。「学び」と「こだわり」を武器に、あなただけの卓越したキャリアを築いていってくださいね。
自分自身の強みをもっと深く理解し、どうすれば今の仕事やキャリアで「最強の状態」を作れるのか、具体的に作戦会議をしてみたいと思いませんか?
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