「いいアイデアは浮かぶんだけど、なかなか行動に移せなくて…」そんな声を、あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
一方で、「あ、それ面白そう!」とひらめいた瞬間に、すでに動き出している人がいます。彼らは考えるより先に手を動かし、試しながら次のアイデアを生み出していくタイプです。この「思いついたらすぐ動く」人たちに共通して見られるのが、ストレングス・ファインダーの資質でいう 「活発性」と「着想」 の組み合わせです。
■ 「活発性」:動くことで世界を変えるエネルギー
活発性(Activator)は、「まずやってみよう」と思える推進力の資質です。行動を起こすことにワクワクし、頭の中の構想を現実に移すスピードがとにかく早い。議論が長引くよりも、まず一歩踏み出して結果を確かめたい。そんな感覚を持つ人です。
この資質を持つ人にとって、行動すること自体が学び。完璧な準備より、動きながら修正することでスピード感を生かします。
■ 「着想」:常識を超えて新しい視点を見つける発想力
着想(Ideation)は、「どうすればもっと面白くできるか」を考える資質。既存の枠にとらわれず、異なる要素を掛け合わせて新しい視点を生み出します。他の人が見落とすような関連性を発見するのが得意で、会議中に突然アイデアが閃くことも。
この資質の人にとって、アイデアを考えることは遊びであり創造でもある。自由な発想を楽しみ、未来を想像する力が豊かです。
■ 「活発性×着想」が生み出す“スピードクリエイティブ”
この2つの資質が組み合わさると、まさに“アイデアをすぐ形にする力”が生まれます。
「これ、面白い!」と思った瞬間に、試作品をつくったり、誰かに話して反応を確かめたり。考えることと動くことが一体化しており、行動の中で次の発想が生まれます。
例えば、会議中に思いついた案をその日のうちにプロトタイプ化したり、SNSで実験的に発信してフィードバックを得たり。スピードと創造性がかけ合わさることで、試行錯誤のサイクルが圧倒的に速くなるのです。
この組み合わせは、まさに“動く発想家”。計画を練るより先に、まず一歩踏み出すことで、頭の中のイメージを現実にしていきます。
■ チームでの活かし方:火種と安全弁を上手に組み合わせる
ただし、活発性×着想タイプの人は、思いつきのスピードが速すぎて周囲がついてこれないこともあります。アイデアを形にしようと次々と動くうちに、チームが混乱することも。
そこで大切なのは、「火種」と「安全弁」のバランス。あなたが火種となって新しい動きを起こす一方で、慎重に計画を立てるタイプの人(例:慎重さ・分析思考・調和性など)が安全弁の役割を担ってくれると、チームは安定して前進します。
このように、資質の違いを理解し、互いの強みを尊重することで、スピードと質を両立できるのです。
■ アイデアは、動かすことで育つ
着想が生んだひらめきも、活発性が動かさなければ形にはなりません。逆に、動きすぎてもアイデアがなければ方向を失います。
だからこそ、「思いついたら動く」「動きながら考える」というサイクルを意識することで、あなたの中の創造力は何倍にも広がっていくはずです。
完璧じゃなくていい。まずやってみる。その行動が、次のアイデアを引き寄せるきっかけになります。
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