第10回 子どものためにNISAを使うメリット・デメリット

第10回 子どものためにNISAを使うメリット・デメリット

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こんばんは!

社会派FPのコウダイです。

子どもの将来のために、お金を準備しておきたい。

大学の入学金や授業料、一人暮らしの費用など、子育てには何かとお金がかかります。

そんなときに選択肢の一つになるのが、2027年から始まる「こどもNISA」です。

でも、ちょっと待ってください!

「NISAなら絶対にお金が増えるんでしょ?」

……残念ながら、そんな魔法の制度ではありません。

今回は、こどもNISAのメリットと注意点を整理していきましょう!

★メリット① 運用で得た利益が非課税になる

通常、投資で得た売却益や配当などには、約20%の税金がかかります。

一方、NISA口座で得た対象の利益は非課税です。

例えば、投資で10万円の利益が出たとします。

通常の課税口座なら、税金は約2万円。

NISAなら、その利益に税金がかかりません。

将来の教育費などに向けて資産を育てるうえで、これは大きなメリットです。

ただし、利益が出た場合の話です。そもそも利益が出る保証はありません。

 ⚔️ メリット② 長い時間を味方にできる

こどもNISAは、2027年から0~17歳の子どもが利用できる制度です。

子どもが小さいうちから積み立てを始めれば、長い運用期間を確保できる可能性があります。

投資では、時間をかけて積み立て、さまざまな資産に分散することで、リスクを抑える効果が期待できます。

例えば、毎月5,000円を積み立てると、1年間で6万円。

10年間続ければ、元本だけで60万円になります。

もちろん、運用結果によって資産額は変わります。

大切なのは、一度に大金を用意しなくても、少額からコツコツ始められることです。

★メリット③ お金について親子で学べる

こどもNISAは、資産形成だけでなく、お金について考えるきっかけにもなります。

「大学に進学すると、どのくらいお金が必要なの?」

「投資って、どうして値上がりしたり値下がりしたりするの?」

そんな会話を親子ですることで、お金の仕組みを学べます。

お金を残すことも大切ですが、お金との付き合い方を伝えることも大切です。

将来、子どもが自分で家計を管理するときにも役立つかもしれません。

⚠️ 注意点① 元本割れする可能性がある

ここは、必ず覚えておきたいポイントです。

NISAは税金の優遇制度であって、元本を保証する制度ではありません。

例えば、60万円を投資しても、値下がりによって50万円になることがあります。

逆に増える可能性もありますが、必ず増えるとは限りません。

「子どもの教育費だから絶対に減らしたくない!」

そう考えるお金まで、無理に投資へ回す必要はありません。

近い将来に必要な学費などは、預貯金で確保することも考えましょう。

 ⚠️ 注意点② 親の家計を犠牲にしない

こどもNISAの年間投資枠は60万円です。

月に換算すると5万円になります。

ただし、これは投資できる上限額であって、毎月5万円を積み立てなければいけないわけではありません。

毎月1,000円でも、3,000円でも、家計に合った金額から考えれば十分です。

親自身の生活費や緊急時の貯金、老後資金を削ってまで、子どものNISAにお金を回すのは本末転倒です。

子どもの将来も大切ですが、親の生活も大切。

家族全体のお金のバランスを考えましょう!

 ⚠️ 注意点③ 子どものお金として考える

こどもNISAは、子ども名義の口座で資産を運用する制度です。

親が管理している間も、親自身の資産と同じように自由に使えるお金ではありません。

また、親が資金を出す場合には、贈与税のルールにも注意が必要です。

年間110万円の贈与税の基礎控除がありますが、これは誰から誰へ贈与したかなど、一定の条件に基づいて判断されます。

「こどもNISAに入れれば、いくら渡しても税金がかからない」という意味ではありません。

資金の出どころや金額によって扱いが変わるため、まとまったお金を渡す場合は、税務署や税理士などに確認すると安心です。

今回のまとめ

こどもNISAには、子どもの将来に備えるうえで、いくつものメリットがあります。

・運用で得た利益が非課税になる  
・長い期間を使って資産形成を目指せる  
・親子でお金について学ぶきっかけになる  

一方で、注意したいこともあります。

・投資なので元本割れする可能性がある  
・親の家計を無理に圧迫しない  
・子どものお金として管理し、贈与税にも注意する  

制度があるから使わなければいけない、ということではありません。

まずは家計を整え、生活に必要なお金を確保したうえで、無理のない範囲で活用を考えましょう。

投資は、家族を幸せにするための手段の一つ。

制度に振り回されず、家族に合ったお金の守り方を選んでいきたいですね!

ではまた




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