AIを知ってから生きるのと、知らないまま生きるのと
今日は、ココナラでご依頼いただいた方に、AIを使った紙芝居づくりをお伝えしました。
仮にKさんとしておきます。
Kさんは50代の女性で、学校の保健室の先生をされています。
ChatGPTはスマホに入っているけれど、パソコンでは使ったことがない。
Canvaも使ったことがない。
AIや画像づくりに関しては、ほぼ初めての状態でした。
だから今日は、難しいことを教えるのではなく、一緒に画面を見ながら進める「伴走型」でスタートしました。
話をしているうちに、Kさんの息子さんの話になりました。
もうすぐ20歳になるそうです。
息子さんは最近、ミュージカルに興味を持っているとのことでした。
私たち世代がミュージカルと聞くと、
「サウンド・オブ・ミュージック」
「雨に唄えば」
そんな昔の名作を思い浮かべます。
ところが若い世代にとっては、それが逆に新鮮なのだそうです。
今はYouTubeで作品の紹介や解説を見ることができます。
昔の作品を、今の時代の入り口から知ることができる。
そして親子で同じ作品について話せる。
その話を聞いたとき、
「ああ、インターネットやAIの広がりって、こういうところにもあるんだな」
と思いました。
ただ便利になるだけではありません。
世代の違う親子の間に、共通の話題を作ってくれることもあります。
それは、とても素敵なことだと思いました。
そんな話をしているとき、Kさんがこんなことをおっしゃいました。
> 「この年齢でも、AIを知ってから生きるのと、知らないまま生きるのとでは、人生が変わると思うんです。だから受けたいんです」
私は、その言葉に胸を打たれました。
なんて前向きな方なんだろう。
なんて素敵な考え方なんだろう。
実は私自身、時々心が折れそうになることがあります。
私の職場は、どちらかというとAIに慎重な空気があります。
AIという言葉を出しただけで、少し身構えられるようなこともあります。
悪いニュースだけが先に広がって、
「AIは怖い」
「AIは危ない」
そんな印象を持っている人も少なくありません。
だから私は、いつの間にか
「ここではAIの話はしないほうがいい」
と思うようになっていました。
でも今日、Kさんとお話ししていて、少し考えが変わりました。
もしかしたら、本当は知りたい人もいるのかもしれない。
ただ最初の一歩が怖いだけなのかもしれない。
AIという言葉だけが先に大きくなってしまって、
何から始めればいいのかわからないだけなのかもしれない。
そう思ったのです。
今日お伝えしたのは、
自分で描いたラフな絵を、AIを使って少しずつ形にしていく方法でした。
紙に描いた簡単なラフでもいい。
きれいな絵でなくてもいい。
まずは頭の中にあるイメージを外に出す。
そこから、
「もう少し優しい雰囲気にしたい」
「人物を大きくしたい」
「背景を明るくしたい」
そんなふうに少しずつ整えていく。
AIは魔法ではありません。
最初から完璧な答えを出してくれるわけではありません。
でも、自分の中にあるぼんやりしたイメージを、形にする手助けはしてくれます。
今日のKさんとの時間を通して、改めて思いました。
AIを学ぶのは、若い人だけのものではありません。
50代でも。
60代でも。
パソコンが苦手でも。
Canvaを使ったことがなくても。
最初は怖いと思っていても。
ひとつずつ順番に進めていけばいい。
大切なのは年齢ではなく、
「知りたい」
「やってみたい」
という気持ちなのだと思います。
今日は私が教えていたようでいて、
実は私のほうが大切なことを教えてもらった一日でした。
AIを知らないまま距離を置くのではなく、
少しだけ近づいてみる。
怖いものだと決めつけるのではなく、
自分の暮らしや表現にどう役立つのか見てみる。
その小さな一歩が、
これからの人生を少し変えるのかもしれません。
お知らせ
もしこの記事を読んで、
「私も紙芝居を作ってみたい」
「AIでラフ画をイラストにしてみたい」
「でも、一人で始めるのは不安」
そう思った方がいらっしゃいましたら、ココナラで個別サポートをしています。
ChatGPTやCanvaが初めての方でも大丈夫です。
Kさんのように、一緒に画面を見ながら、一歩ずつ進めていきます。
必要な方のために、そっと置いておきます。