買う理由は“欲しさ”じゃない。“信じる”ことだ

買う理由は“欲しさ”じゃない。“信じる”ことだ

記事
ビジネス・マーケティング

長い前書き

こんにちは。こんばんは。発条(ぜんまい)ジョウキです。今日は商売のお話をしましょう。また手癖で書いていきます。
みなさんは最近なにか大きな買い物はされたでしょうか?小さいものでもいいんですが、これが欲しい!と、最近強く思われましたか?ある人は幸いです。買い手も売り手もね。それが物騒なものでないならですが。特に無いなって人も多いかもしれません。現代は買い手、つまり需要側が圧倒的に強いですからね。

企業が消費者に「これは要りますか?」「これを買ってもらえませんか?」とお伺いを立てなければなりません。近年は特にその傾向が強いです。
消費者側も「買ってやるよ」という態度になっている人も多いでしょう。別に見下すとかそういうことじゃないですよ。買える時に買っておかないと、という必死さがなければそうもなるでしょう。

つまり売れない。ものが売れないんです。あちこちで広告流していて、何か技能を売るならココナラ!と言われているココナラですら売る側の視点に立って眺めてみれば酷いものです。底値どころか捨て値に近いような金額で取引が成立している。「2000円でオリジナル曲を作ります!権利も譲渡します!」というのは一体誰が得をするんでしょうね?VTuberなどやっていると、自分のスキルツリーにない分野に外注することも多いんです。しかし失踪されることも多い。

ああいえ、ちゃんと納品はされますよ。ただ少し見ない間に音信不通になっていて、新衣装だの差分などが依頼できなくなっている。そんなことになるくらいなら、もっとしっかり料金を取る健全な商売をして安定活動してほしいものなんですが・・・そうもいかない。

捨て値で商売する人間がいる限り、健全な商売は成立しないからです。ココナラなどは、専門技能はあるものの経済については素人な人が多かったのもあるんでしょうね。適正価格というものが分からないまま泥沼の値下げ競争になり、買い手を含めて全員が損をするという不健全な地獄になってしまいました。

一応、原価や経費という概念がある一般企業は数字で見える下限があり、なおかつ本業も本業、一応youtubeで食えてますというのとはわけが違う本業です。つまり絶対にそれで食えなければならないという理屈がある。だから価格競争の下限はもう少し上がり、明確に利益を出さなければならなくなります。
今本当に困ってるのはこちらですね。クリエイターなんて人種は、最悪の最悪は履歴書を書いて面接に行けばいい。しかし企業はそんな事ができません。買収してもらえれば幸運な方です。



本題

長ーーーい前置きは終わり、ここからが本題です。売り手が弱いこの現代で、どうやって売ったらいいのか。本当は金取るような話なんですが、この記事は俺自身の広告のようなものなので許してくださいね。業界荒らしではございません。

結論から言えば信仰です。宗教的な意味ではありません・・・ともいい切れないんですが、歌って踊る女の子たちをアイドル(偶像)と呼ぶような話です。
まずいくつか前提を話させてくださいね。

その一。人間は馬鹿である。本当は何が欲しいのか、そもそも何かが欲しいのかも理解しきれていないのが人間。

その二。供給が供給側から。需要が需要側から眺めていても何も変わることはない。

その三。価値や立ち位置の転倒こそが閉塞を破る



さて、解説していきましょう。

企業に務めて広告を考えているような方々は、インフルエンサーに案件を持ち込んだりすることもあるでしょう。しかしそのやり方は甘い。時代遅れです。
本当にやるべきなのは、彼らを取り込んでしまうことです。彼らだって人間です。ヒカキンも、ホロライブのメンバーも、にじさんじの方々も、M-1に優勝するような人たちも、みんな人間。つまり素の趣味、嗜好がある。

欲しがっていないものの案件をお願いしたって大した意味はありませんよ。広告費をドブに捨てて終わりです。そうではなく、彼らが素で欲しがっているものを売ればいいんです。

なぜか。そこに信仰があるからです。彼ら自身の信仰があり、彼らに対しての信仰がある。ちょっと分かりづらくてスピリチュアルだと勘違いされそうなので丁寧に解説します。



例え

例えなので有名人でヒカキンさんで例えます。彼らは作物、野菜なんです。そして彼のファンは人間や家畜などの野菜を消費する側。彼らは野菜が好きなので、野菜の状態に敏感です。

そしてヒカキンさんは土で育っている。これは生物である以上、人間である以上絶対です。企業側にはその土になれということです。例え話なので肥料でもいいですけどね。良質な土を提供されれば野菜を食べた人も野菜の変化に気づくでしょう。だってその野菜たちはよく喋るし、それを聞くのが楽しいんですからね。

何かが好きというのはそれそのものが信仰です。情報伝達を考えた時に、これほど都合の良いものはありません。信仰というものを解体してみれば、それは価値観であり、情熱であり、信頼であり、依存だからです。


後書き
この記事そのもので金にする気のない俺があまり話しすぎて誰かの商売の邪魔になってもいけないので、まだ少し抽象的なくらいで止めておきます。実践的な設計論を大真面目に聞きたかったらご依頼くださいね
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