作曲できる人に、なぜ「作曲家」が必要なのか。

作曲できる人に、なぜ「作曲家」が必要なのか。

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音声・音楽
曲は作れる。

メロディも浮かぶし、コードも付けられる。
歌詞を書いたり、アレンジしたり、自分で一曲を完成させることもできる。

それでも、ときどき思うことはないでしょうか。

「また、自分っぽい曲になったな」

もちろん、自分らしさは大切です。

でも曲を作り続けていると、「自分らしさ」と「自分の癖」の境目が分からなくなることがあります。

似たようなメロディ。
似たようなコード。
似たような展開。

曲は作れる。

でも、自分の中にないものは、自分の中だけを探していてもなかなか出てこない。

僕はそこに、もう一人の作曲家が入る意味があると思っています。

完成曲を作ってもらう必要はない

自分で曲を作れる人なら、全部を誰かに任せる必要はありません。

歌詞は自分で書きたい。
コードも自分で考えたい。
アレンジにもこだわりたい。

だったら必要なのは、完成した曲ではなく、

「ここから続きを作りたい」と思える最初のアイデア

なのかもしれません。

僕はそれを、「曲の設計図」と呼ぶことにしました。

 0→1は僕が。1→100はあなたが。

僕が作曲するときに大切にしているのは、

聴いたときに、絵が浮かぶこと。

景色だったり、
誰かの表情だったり、
映画のワンシーンのようなものだったり。

そんな「この先を作りたくなるメロディ」までを僕が作る。

そこから先は、その曲と出会った人が自由に育てる。

歌詞を書いてもいい。
コードを変えてもいい。
構成を広げてもいい。
自分のバンドでアレンジしてもいい。

僕が完成させるのではなく、あなたが完成させるための入口を作る。

そんな役割の作曲家がいてもいいんじゃないかと思いました。

作曲家のための、作曲家。


今回、そんな考えから「曲の設計図」の販売を始めました。

すでに作曲してあるメロディを実際に聴いて、その中から、

「これ、自分が続きを作ってみたい」

と思ったものだけを選ぶ。

オーダーして完成を待つ必要はありません。

聴いて、選ぶだけ。

購入されたメロディは一点ものとして販売を終了し、著作権も譲渡します。

だから、その先はあなたの作品として育ててほしい。

僕自身が完成曲を増やしたいわけではありません。

僕が作った最初のアイデアが、別の作曲家やシンガーソングライターの感性と出会って、自分一人では作れなかった一曲になる。

そんなことが起きたら面白いと思っています。

「作曲家のための、作曲家。」


この曲が、あなたに出会うのを待っている。

令野 礼


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