ヒートショックにご用心!脱衣所にヒーターを。

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冬の寒いときこそお風呂でしっかり温まりたいですね。

入浴を楽しむ上で、意外と大切なのが気温の管理。冬はヒートショックに気をつけて入浴することをおすすめします。

寒暖差で血圧の変動を繰り返すと、体に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすおそれが高まります。

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今回の記事では、ヒートショックを防ぐポイントを解説いたします。サウナやスーパー銭湯がお好きな方にもお読みいただきたい記事です。ぜひご覧ください。

高齢者の不慮の事故には溺死が多い

不慮の事故とは、思いがけない事故のことです。

消費者庁の資料を見てみると「高齢者の『不慮の溺死及び溺水』による事故の死亡者数のうち、約7割は浴槽 における溺水で死亡しています。」とあります。驚きの事実ですね。

倒れるのは高齢者の方ばかりではありません。20代、30代でも部屋や浴室の寒暖差で急に倒れることがあります。皆さんも、若いうちから安全な入浴に心がけましょう!!

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浴槽からはゆっくり立ち上がる、お酒をのんだあとはお風呂に入らないなど、出来る対策はいくつかあります。

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血圧の乱高下が危ない

次に、なぜ浴槽でおぼれるのかという点についてご説明します。

おぼれるきっかけの1つに血圧の急降下があります。血圧が一気に下がると気を失うことがあるのです。

実は、気温差と血圧は大きく関係しているのですね。脱衣所で冷えて血圧が上がり📈、今度は浴槽で温まると血圧が下がる📉。この血圧の乱高下が危ない。人は体が温まり血管内が広がることによって、血圧が下がります。

血圧急降下の他にも、脳内の血流が急に減って気を失うケースもあります。立ちくらみを思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。また、加齢に伴い血圧の調節機能は低下するといわれます。

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ちょっとしたことで血圧の値は動き、急激に上がったり下がったりすると、体の負担になります。

お風呂に入る前に脱衣所は温めていますか?


小さなアパートや昔ながらの日本家屋ですと、ブルブル震えながらお風呂場に入るようなこともあるかと思います。

他にも、スーパー銭湯で水風呂と熱いお風呂を交互に入ること、寒い場所から急にサウナに入るような行為も、血圧に影響します。身体にダメージを与えるリスクをはらんでいるわけですね。

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入浴時のヒートショックを防ぐポイントに、脱衣所を浴室を温めることがあげられます。ヒーターや浴室暖房がない場合、浴室を温める手段として、熱いシャワーを数分間出しっぱなしにする、湯船にお湯をためる時にシャワーを使う方法もあります。

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ヒートショックにご用心!脱衣所にもヒーターを(まとめ)


今回の記事では、部屋の気温差や血圧の管理の重要性についてお伝えしました。入浴は体をきれいにする他に、リラックス効果も期待できます。この冬、寒暖差に気をつけて、安全に入浴を楽しみましょう。

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