新人看護師奮闘記 part 1

記事
コラム
新入職の皆様おめでとうございます
私も数十年前、意気揚々看護師免許をもって、病棟勤務に

1週間、2週間と新人のオリエンテ-ションがあり

期待を胸に、まだ馴染めていない白衣を着て、配属先の病棟へ

私が勤めたところは200床足らずの病院で、回復期病棟

一般病棟しかありませんでした。

新入職員も私を含め7~10人ぐらいだったかな?

遠い過去なので正確に覚えていません・・・



いざ、病棟勤務へ
真新しい、ステ-トを(聴診器)首から下げ、胸にはボールペンやら、アンチョコ(JSCのスコア 点滴滴下計算 etc)

確か胸ポケットに入れていた記憶が・・・・

師長さんから紹介され、一人ずつ挨拶(何を言ったのか覚えてないが)

その後病棟オリエンテ-ション

午後に運命のプリセプタ-と初顔合わせ(これは鮮明に覚えてる・・・)

見た目で判断したら申し訳ないが・・・とてつもないオーラを発していた・・・ラオウ!!!以上かも・・・

プリセプタ-にその日は付き、1日目終了





地獄の日々の始まり 序章
数十年たっても覚えているものですね・・・

今でも、付き合いがあるプリセプタ-なので、飲むときはいつもこの話から始まるので(笑)覚えていますとも

っていうか、プリセプタ-って普通4年目の人がやるんでないの?と飲みの席で聞いたことがあって、

ワタシノプリセプタ-ハ、12ネンメノダイベテラン・・・

人がいなかったんだよ!久しぶりにプリセプタ-やりたいと思ってね!ちなみにアミダくじで決めたの!

た・ん・と・う・!!!(爆笑)とビール片手に人の頭叩きながら、いつも言う…



そんなこんなで、担当はプリセプタ-はラオウです。(以後ラオウとします。見た目もね(笑))

前置きが長かったが

1週間したぐらいかな、朝の申し送りが終わるか終わらない時間に、急変があってCPR(心臓マッサ-ジ)蘇生術が始まって、

私も駆け付けたんです。邪魔にならない後ろの方でしたけど・・・

そんな時、ラオウが・・・

「今何やってるかわかる?」

「急変時の対応で心臓マッサ-ジ・・・」

「はぁ?それだけ?心臓マッサ-ジはどのぐらいのぺ-スで行うの?薬剤何使った?使用物品教えて」と矢継ぎ早に

「えっと・・・えっと・・・」

「見る資格ないね」「明日まで急変時の対応の仕方レポ-ト出してね」 「居てもしょうがないから病室回るよ」

「・・・」(見たかったな…レポ-トって・・・・心の声)



次の日朝までかかったのかな…レポ-ト・・・

翌日レポ-ト出して、よくかけてると褒められたが・・・

「緊急カ-トの中身(薬剤)がないね」「調べてきてね」

地獄の言葉

「レポ-トもね。できるまで、急変時の対応は見なくていいから、見せないし!」

「・・・・はぃ・・・」

物品のチェック、(申し送り前にするのが新人の仕事)をするときにチェックリストを丸々移し(コピ-すればよかった・・・余裕がなかった)

家に帰ると、薬剤のレポ-トを書くのに時間かかった記憶が・・・ 今みたいに携帯で調べられなかったし・・・今日の治療薬みながら・・・書いた・・・



甘かった・・・・

レポ-ト提出後、物品の場所はどこにあるの?・・・緊急カ-トの何番目?これはどこ???

答えられるはずがない・・・仕事が終わる時間に、同期と談笑しながら緊急カ-トのチェックしていたんだから、どこにあるかなんて

覚えてないよ・・・・

言えなかった私に、ラオウは・・・・

「せっかく書いたレポ-ト意味ないじゃん!何処にあるかちゃんと調べてね!じゃぁ帰るね」と黒王号(ラオウの馬)に乗って帰った…」



緊急カ-トの場所を書いたレポ-ト提出後・・・ラオウは剛掌波を打ちやがった!!!

「うんうん!わかりやすく書いてあるね!場所覚えた?」

「それが中々覚えられなくて、緊急カ-トチェックするときに場所の確認しながら行っているんですけどね…」

「あはは、そんなの使わなきゃ覚えられるわけないじゃん!大体の場所だけ覚えてれば大丈夫だから」と!

そして、黒王号に乗って帰っていった・・・・

「・・・」

同期から「あのラオウ怖すぎ…私のプリセプタ-あんなこと言わないよ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」辞めようかと思った瞬間でした・・・・



地獄の日々の始まり・・・ 



次回もお楽しみに・・・
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