【開発の裏側83】キリ番の線のために10万本ぶんの入れ物を持ち、外すときに10万回消していた。2024年のインジケーターを直した3つの話

【開発の裏側83】キリ番の線のために10万本ぶんの入れ物を持ち、外すときに10万回消していた。2024年のインジケーターを直した3つの話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の83回目です。前回は、20の時間足の線のインジケーターで、起動した直後だけ線が出なかった話でした。
今回は、キリ番に線を引いて、近づいたら知らせるインジケーターの、前の版を直した話です。25回目で書いた、線を0から足し続けていた話の続きになります。



このインジケーターは、150.00円や150.50円のような切りの良い価格に線を引き、レートが近づいたら音や通知で知らせます。



1つ目は、線を覚えておく入れ物の大きさです。

前の版は、10万本ぶんの決まった大きさの入れ物を持っていました。
そしてチャートから外すとき、10万回、線を消す命令を出していました。実際に引いている線は、その中のほんの一部です。

直した版では、実際に引いている線だけを覚えるようにしました。線は多くても400本までにして、範囲をそれに合わせて補正します。



2つ目は、線を引き直す時機です。

前の版は、新しい足ができたときだけ、線を引き直していました。
足の途中でレートが大きく動いて、線を引いた範囲の外に出ると、そこには線がありません。次の足ができるまで、そのままです。

直した版では、前回引いたときの中心から、範囲の4分の1より動いたら引き直すようにしました。範囲を出た線だけ消し、入った線だけ足します。



3つ目は、MT5の版の計算の返し方です。

MT5のインジケーターは、計算のたびに、ここまで計算した足の数を返します。次の回は、その続きから計算できます。
前の版は、ここに起動の成功を表す0を返していました。0は、まだ何も計算していない、という意味になります。毎回、すべての足を計算し直す扱いでした。

直した版では、足の数を正しく返すようにしました。



1つ目と3つ目は、画面の見た目は変わりません。動きとして正しく見えるので、見ているだけでは気づけないものでした。

インジケーターを直すときは、入れ物の大きさ、引き直す時機、計算の返し方の3つを、一度見てみてください。重さの原因が、見た目に出ない所に隠れていることがあります。

キリ番に線を引いて、近づいたら知らせるインジケーターです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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